テレビじじいの観戦日記

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森内俊之名人先勝は「逆羽生マジック」?

2012-04-12 22:12:32 | 将棋
きのうは、名人戦七番勝負第1局を阿久津主税七段と門倉啓太四段の解説で見た。NHKBS。現局面の先を検討するうちに「あっ、二歩だ」の声も聞こえてきて、なかなか楽しい掛け合いだった。阿久津七段の言うとおりに盤面は進んでいくし…。

深夜、結果を伝えるところも見た。夕方の放送後、30分以上使って、しかも夕食休憩の間も考えて羽生善治挑戦者が指した手に対し、森内俊之名人が控え室でも検討に値しないとされていた手を指したんだって。そうしたら羽生がまた30分も時間を使ったんだという。羽生にそんなことあるなんて信じられないけど、夕食休憩も含めて1時間も考えたことが、何の役にも立たなかったことになる、という解釈でいいのだろうか。

これって、「逆羽生マジック」ではないの?

羽生は終盤、相手の予想もしないような手を指して逆転するんだそうだ、とは以前よく聞いた話だもの。