現在、オーストラリアとニュージーランドを会場に行われている「2023女子Wカップサッカー」。週刊新潮には、予選リーグ第二試合コスタリカ戦でW杯初のゴールを得点した、チーム最年長で遅咲きの猶本光選手(29)のゴールシーンの写真が掲載されていた。
負ければ終わりの決勝トーナメント、8月5日、日本は欧州の強国の一つ・ノルウェーとの対戦(決勝トーナメント1回戦)を迎えた。ハラハラドキドキしながら、試合の生中継を見守った。試合終了直前のGK山下の驚くべきセーブもあり、結果は日本3:1ノルウェーとなり、日本が勝利した。
試合終了後の清水選手や池田太監督のインタビュー。
翌日8月6日付の朝日新聞や京都新聞の「なでしこ8強」の記事。京都新聞の記事、元サッカー女子代表コーチの望月聡さんのコメントには、「相手に合わせた池田監督の戦術が徹底されていて、それを実践する組織力も高い。優勝した12年前(2011年)と比べても、選手のサッカーの理解力と技術が格段に高くなっている」と‥。
8月6日には、決勝トーナメント1回戦のアメリカ(世界ランク1位)VSスウェーデン(世界ランク3位)が行われた。おそらく事実上の決勝戦のような試合だった。前半・後半の90分間と延長戦30分間でも0:0のまま、PK戦となった。
PK戦は双方が5人目を終了しても勝負が決まらず、7人目で先攻のアメリカがPKをついに止められた。後攻のスウェーデン選手が蹴ったボールをアメリカのGKは弾いたが、ゴールネット上に弾け飛んだボールはゴール内に向かい落下、それをGKは落ちる前にキャッチした。GKがキャッチする直前のボールの位置を巡って長い時間、ビデオ判定。そして1mmほどの差でボールがゴールライン(白い線)にかかっていたと判定されて、優勝候補筆頭のアメリカは敗退した。
2023Wカップ、ベスト8に残ったチームは、スペイン・オーストラリア・オランダ・フランス・日本・スウェーデン・コロンビア・イングランド。日本は11日にベスト4をかけてスウェーデンと対戦(日本時間午後4時30分キックオフ)する。2021年東京オリンピックでは、準々決勝で日本1:3スウェーデンで日本は負けている。今日8月9日付の朝日新聞には、「サッカーW杯 4強かけスウェーデンと 五輪の「因縁」 高さも早さも」の見出し記事。