彦四郎の中国生活

中国滞在記

さまざまな商い・物売り―貧富格差の大きい中国で生きる―①「車やバイク三輪で商売」

2015-02-04 11:01:23 | 滞在記

 上写真➡左より①乾物を売る女②スイカ売り(1個8元[150円]で、甘い)➂オートバイクタクシー④ひょうたん売り

  中国の貧困人口は、ここ15年あまりで飛躍的に減少したと言われている(半減した)。世界銀行の発表によれば、「収入は1日1.25ドル(約130円➡年収が約4万8千円)以下とする国際貧困基準に基づく貧困人口」は、中国では約4億人と発表され、依然として貧困人口はインドに次いで世界第二位に留まっている。[※人口の約30%]
 中国政府が定める貧困層は、約1億3000万人(ほぼ日本の人口に匹敵)と正式発表している。[年間収入が2300元(約3万9千円)に満たない人々を基準としている。※人口の約10%]
 この貧富の経済格差は、中国では「中国の沿海部と内陸部(農村)」での差が年々非常に大きくなってきている。

 上の写真左より➡①オートバイ三輪車で鉢植え売り②オートバイ三輪車でバナナ売り➂ブロッコリー・トウモロコシ売り④マンゴー 売り

 私の宿舎1km周辺には、オートバイやオートバイ三輪車、小型トラックなどを使っての物売りがたくさん見られる。貧困から抜け出して収入を増やすため、まずはオートバイを購入して商売し、更にお金を貯めて小型トラックを購入して商売をする。そして、更にお金がたまったら、「小さい店舗」を借りて商売をするというような感じだ。

 上の写真左より➡①ザボン売り②長いも売り➂ダイダイ売り④りんご売り
 
 これらの果物や野菜は、スーパーマーケットなどの半額近い値段で売られているので、けっこう買い求める人が多い。

 上の写真左より➡①ザクロ売り②みかん売り➂キュウイ売り④布団シーツ売り


 上の写真左より➡①サツマイモ売り②干し柿売り➂しょうが売り④干し夏目売り
            ⑤クルミ売り
 ウイグル族の人達もよく見かける。彼らの民族が売っているものは、主に「クルミ・干しブドウ・干し夏目」などの産物が多い。