階段に健康づくりメッセージ 京都・長岡京市役所など

2015-09-13 18:22:53 | 護 help
 京都府長岡京市は、市役所本庁舎(開田1丁目)と市立保健センター(今里)の階段を活用し、市民に健康づくりを呼び掛ける取り組みを始めた。9月の食生活改善普及運動・健康増進普及月間に合わせた初めての試みで、運動と食事に関するポスターを掲示して健康推進を訴えている。

 ポスター2種類を本庁舎南棟と北棟東側、保健センターのいずれも1階と2階を結ぶ階段に貼った。「あと10分(約1000歩)歩きましょう」「野菜不足はあと…トマト半分、きゅうりなら1本分」というメッセージに、ウオーキングや野菜の絵を添えた。

 市は血管イキイキ講座など各種の健康関連事業を行ってきたが、普段から健康意識が高い市民の参加が多い傾向にあった。そのため健康意識の高さにかかわらず、自分の健康状態を気にかけてもらえるようにと、使用頻度が高い市役所などの階段を使った情報発信の方法を取り入れた。

 掲示は30日まで。市健康推進課は「市民が自分の健康状態を意識する動機づけになれば」としている。

【 2015年09月11日 11時41分 】

認知症予防は明るく、頭を使って 京都・大山崎で催し

2015-09-13 18:20:50 | 賞 prize
 「明るく、頭を使って、あきらめない」の三つの頭文字「あ」に由来する「スリーA方式」の認知症予防ゲームが9日、京都府大山崎町円明寺の老人福祉センター長寿苑で開かれた。15人が参加し、脳や体を使う約10種類のゲームを体験した。

 町内で活動する認知症予防サークル「和来隊(わらいたい)」と町社会福祉協議会が開催した。

 ゲーム冒頭、参加者は「夢の旅行」と題して行きたい場所やしたいことを自由に話した。その後、和来隊のメンバーが講師となって、左右で指の動きが異なる数字の数え歌やお手玉回し、ビンゴゲームなどを行った。最後は冒頭の「夢の旅行」で「自分がどこへ行きたかったか覚えてますか」などと尋ねて記憶を掘り起こした。

 10月14日と11月11日にも実施する予定。

【 2015年09月10日 09時07分 】

「羊の世界旅行」フェルトで表現 京都・長岡京で施設利用者ら

2015-09-13 18:17:28 | 創 creation
 京都府長岡京市井ノ内の障害福祉センター「あらぐさ」の利用者たちが手作りしたフェルト作品などの展示会「奇蹟(きせき)的羊 世界旅行・ひつじの旅」が、同市粟生の「アトリエ畔」で開かれている。同センターは「作品一つ一つが一点もの。世界に二つとない作品の魅力を感じてほしい」としている。

 施設利用者の作品を発表する場を設けようと、同センターが毎年開いている。

 今回は「世界を旅する羊」をテーマに、木材やフェルトを使って各国の都市や自然を表現した。エジプトのピラミッドやアメリカの高層ビルの傍らに、愛らしい羊がたたずむ作品のほか、地球や富士山、イタリアの観光名所「真実の口」などをモチーフにしたユニークな作品が並ぶ。

 入場無料。11日まで。午前10時~午後4時(11日は午後3時まで)。午前10時45分~11時半は無料のフェルト創作体験を行う。

【 2015年09月09日 11時16分 】

本格的いけばな、心躍る 京都・第3向陽小、今春クラブ発足後初

2015-09-13 18:12:55 | 習 learn
 第3向陽小(京都府向日市森本町)で4月に発足した「華道クラブ」が7日、いけばな体験を行った。本格的な体験は初めてとあって、児童は目を輝かせながらヒマワリなどを生けた。

 同クラブは10月までに計7回の活動を予定しているが、講師が見つからず、校内の花をペットボトルに生けたり、花の学習などを行っていた。

 この日は市学校支援地域本部の仲介を得て、未生流中山文甫会の五十棲尚甫さん=鶏冠井町=が講師を務めた。児童18人は茎を切るのに苦労したり、バランスに気を遣いながら、ヒマワリや百日草、ネコジャラシを生けていった。

【 2015年09月08日 10時21分 】

ガラシャ祭の配役決まる 京都・長岡京の時代行列

2015-09-07 10:21:07 | イベント
 京都府長岡京市の秋を彩る「長岡京ガラシャ祭」のハイライトとなる時代行列の主要配役9人を決める公開抽選会が6日、市役所であった。主役の細川ガラシャ(玉)と夫の忠興役は、事務員の佐藤満実子さん(34)=同市河陽が丘=と自営業米田昌平さん(36)=大阪府茨木市=のカップルが務めることになった。

 ガラシャと忠興役は夫婦か交際中のカップルが対象で、今年は4組が抽選に臨んだ。マスコットキャラクターの「お玉ちゃん」も見守る中、応募した人たちは緊張した面持ちでくじを引いた。

 自身が応募し、子どものころにガラシャ祭を見て憧れていたという佐藤さんは「良いお祭りと思ってもらえるよう頑張りたい」と話した。

 抽選会では玉の両親の明智光秀夫妻、忠興の親・細川藤孝夫妻などの配役も決めた。

 行列巡行は11月8日。巡行前には「ガラシャウィーク」が開かれ、光秀の子孫の明智憲三郎さんによる講演会などがある。

【 2015年09月07日 09時36分 】

京都府北部の底引き網漁海産物並ぶ イオンモール京都桂川

2015-09-07 10:17:22 | 商 trading
 京都府北部の底引き網漁の漁期となった9月に合わせ、深海で水揚げされた海産物の販売が5日、京都市南区のイオンモール京都桂川で始まった。この日の朝に舞鶴港などから届いたノドグロやカレイなど新鮮な海の幸がずらりと店頭に並び、買い物客が次々に手にした。

 府漁業協同組合とイオンのグループ会社「イオンリテール」が連携して取り組む「府漁協・イオンとれたて直送便プロジェクト」の一環。

 初日は、アンコウや剣先イカなど約20種、70キロの海産物を販売した。網に掛かった珍魚の展示もあり、買い物客らは「カガミダイ」や「ヨロイイタチウオ」などの深海魚を興味深く見ていた。

 同店の鮮魚売り場によると、底引き網漁で捕れた海産物は来年の春先まで販売する予定。

【 2015年09月06日 10時20分 】

救急医療のノウハウ、寸劇で学ぶ 京都で「救急フェア」

2015-09-07 10:15:08 | 習 learn
 医療関係者らが救急医療のノウハウを市民に伝える「乙訓救急フェア」が4日、京都府大山崎町円明寺の町中央公民館で開かれた。参加した約50人は、医師による講演や救急隊員らによる寸劇などを通して、急病など緊急時の受診ポイントを学んだ。

 9日の「救急の日」を前に、乙訓2市1町や乙訓医師会などが毎年主催している。

 済生会京都府病院(長岡京市今里)小児科部長の小坂喜太郎氏が、小児救急をテーマに講演を行った。子どもに多い症例を挙げ「生後3カ月未満の場合、38度以上の発熱には注意が必要」「生後6カ月で発熱を伴うけいれんを起こしたら、すぐに受診を」などと急病になった時の見極め方を説明した。

 乙訓消防組合の救急隊員らによって、AED(自動体外式除細動器)の使い方を伝える寸劇や講習なども行われた。

【 2015年09月05日 09時29分 】

認知症、ネットで“診断” 京都・向日市がサービス開始

2015-09-04 17:31:17 | 護 help
 京都府向日市は、認知症の有無をインターネット上でチェックできるサービスを始めた。本人向けと家族・介護者向けの2種類で、市は「医学的診断ではないが、心配な人は早めに相談してほしい」としている。

 市ホームページ(HP)上で、民間会社の「認知症ケアサイト」とリンクできるようにした。

 本人向けの質問は「知っている人の名前が思い出せない」「理由もないのに気がふさぐ」など10項目で、「ほとんどない」「時々ある」「頻繁にある」のいずれかで回答する。結果は「正常」「要注意」「要診断」で表され、認知症予防の10カ条も閲覧できる。

 家族・介護者向けには「同じことを何度も言う・問う・する」「慣れた道でも迷うことがある」など20の質問を用意した。

 市高齢介護課と3地域包括支援センターの連絡先も掲載している。同様のサービスは長岡京市でも実施している。

【 2015年09月03日 11時15分 】

災害協定締結、給食に「おにぎらず」 京都・大山崎町

2015-09-02 11:55:56 | 災 disaster
 京都府大山崎町と大阪府島本町は防災の日の1日、災害発生時に相互応援を行う協定を締結した。平常時から互いに情報交換をしながら、災害時には物資や人員を円滑に提供できる体制を目指す。大山崎町政策総務課は「協定として形にすることで、いざという時の連携がスムーズになる」としている。

■府境越え大阪・島本町と

 隣接した両町は地理的な共通点も多いことから、防災対策強化を打ち出している島本町から協定締結の打診があった。大山崎町はこれまで東京都羽村市や京都府向日市、長岡京市など15の市町村と災害時の応援に関する協定を結んでいる。

 洪水や地震などの災害発生時には、被害状況や必要な物資の品目、数量、搬送手段などを相互に連絡し、食料や生活必需品、人員などを確保する。避難収容施設での相互受け入れなども行う。

 両町はハザードマップや地域防災計画を共有しており、今後は備蓄物資の状況や緊急連絡先の確認などを定期的に行うという。

■児童ら非常食味わう

 防災の日を前に、京都府大山崎町円明寺の大山崎小児童が31日、非常時に簡単に作れる「おにぎらず」やみそ汁などの給食を味わい、災害への理解を深めた。

 献立は同小と第二大山崎小の栄養士が考案。家庭にある保存性の高い食材を選び、「おにぎらず」にはツナ缶や冷凍枝豆、みそ汁にはワカメや切り干し大根などを使用した。

 3年2組では、児童約30人が大きなノリの上にごはんと具材を載せ、「おにぎらず」を作った。藤原美和さん(9)は「ごはんをノリで巻くのは大変だったけど、(非常食の中で)一番おいしかった」と話していた。

【 2015年09月02日 11時38分 】

すぐ完売「うれしい誤算」 京都・向日の農産物直売会

2015-09-02 11:53:24 | 商 trading
 京都府向日市寺戸町の市役所前駐車場で今月から始まった農産物直売会「愛菜楽市」が好評だ。2日の初回は271人が訪れて長蛇の列ができたため、23日はレジを倍に増やし、売り場のレイアウトを変更して動線を改善した。市外からの来場者も多く、事業費を補助している市は「うれしい誤算。今後発展させて続けていきたい」としている。

 同市には大規模な直売所がないため、地元の農産物をPRしようと、農・商工関係者が「愛菜楽座」を結成した。

■市外からも多数訪れ

 直売会にはナスやトマトなど採れたての野菜が並び、23日は300人超が訪れた。15分ほどでほぼすべての農産物が売り切れる人気ぶりだったという。

 市が来場者を対象にアンケートを実施したところ、2日は長岡京市や京都市といった市外在住者が3割近く、23日も2割近くを占めた。価格については「適切」「安い」が9割を超え、満足度は「満足」が4割超で、「普通」が5割だった。希望する出店頻度については「月1、2回」が7割、「週1、2回」が2割超となった。

 市産業振興課は「品物があればあるほど売れる感触がある。向日市産の農産物をアピールし、定着させていきたい」としている。

 9月6、13日(各日午後4時から)にも開催され、12月からは朝市が行われる。

【 2015年08月31日 10時08分 】