障害者の進路どう確保 西京・右京の会が15周年記念誌

2011-05-31 11:11:47 | 民 people
 「西部地区障害者の進路保障をめざす会」がこのほど、設立15周年記念誌を作った。障害者の仕事や生活環境について考える学習会や交流会の開催などこれまでの活動内容をまとめている。

 同会は京都市西京区や右京区の障害児の保護者らが中心になり、1995年6月に設立した。障害者が地域で暮らせるよう、グループホームに関する勉強会や施設見学会を開催。西京区や右京区にある施設の案内地図も作製した。

 記念誌には、活動内容に加えて、同会が発行する機関誌「ネットワーク」各号を掲載。学校卒業後の進路や将来の不安などについて尋ねたアンケートの結果も収録した。

 また「親の高齢化が不安」、「能力や情緒面で自分に合った通所施設に行けるか」など障害者の保護者の声も紹介している。

 A4判、190ページ。170部作り、会員や関係機関に配布した。同会の宮島悦子会長(53)は「障害のある人たちが地域で暮らせるよう、こつこつと活動を続けていきたい」と話す。問い合わせは洛西愛育園TEL075(391)7793。

【 2011年05月31日 10時24分 】

発達障害がある子どもの 進路選択ハンドブック (健康ライブラリー イラスト版)
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講談社


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