マルガリータのつぶやき

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筑波実験植物園で購入したクレマチス;ベロサ・バイオレンシア マーガレットハント スカインドブルー レディバードジョンソン アラーナ アークティッウクィーン 華炎

2017-06-04 11:43:32 | 今日のクレマチス
筑波実験植物園のクレマチス園をはじめて訪れた。
2017コレクション特別公開は4.29~6.4で、明日で終了という瀬戸際だった。
ハンショウヅルをはじめとして膨大なコレクションだが、午後の強い陽射しに咲いている花はわずかだった。(詳しい園内は別稿で)





例によって販売コーナーへ;今が盛りの涼しげなブルー系を2種、花の終わったもの5種を格安に、
調べ始めるといずれおとらぬ名花ぞろいで、次期の開花が待ち遠しい。

・<ベロサ・バイオレンシア>  ヴィチセラ系 四季咲き 多花性
 
 
 赤紫〜紫色に白い刷毛目が和の風情を感じさせる。
 4〜6弁の花びらが開くと濃紫色のシベがワンポイントと目を引く。路地植えもオシャレ。
 草姿、花姿ともにテッセンの性質を強くもつフロリダ系に似ているが、夏でも次々と花が咲く。

・<マーガレットハント>  ジャックマニー系

ジャックマン氏が作出したジャックマニーをもとに作出された品種。
新梢咲きで蔓の節々に花をつける大変花つきの良い品種が多く、暑さにも強い。
トレリスやオベリスクなど多花性を活かした庭作りに適す。

・<スカインドブルー> パテンス系(早咲き大輪系)旧枝


花は涼しげでさわやかな青色で、赤花芯とのバランスがよい色合い。
フリルがかる剣弁で、重なりがよく型崩れしにくいまとまった花形。他の大輪系の花より一回り小さい。
枝の頂点だけでなく、節々にも花を咲かせる多花性で、花後の剪定と追肥により、2番花も咲きやすい。
株はコンパクトにまとまりやすいので、鉢植えにも向く。
 弱剪定(冬:枯枝や先端の芽のない部分を剪定、花後:花首下1~2節で剪定)

・<レディバードジョンソン> テキセンシス系 新枝

  Barry Fretwell イギリス 1984年作出 C.‘Bees' Jubilee’×C.texensis
 耐寒性 強  耐暑性 中  やや半日陰
 紫色を帯びたとても濃い赤でよく目を引く  他のテキセンシス系品種に比べ花びらはほとんど 開かない 花後の強剪定で繰り返し 長く咲く。

・<アラーナ> ジャックマニー系 遅咲き大輪系

中~大輪で節々に花をつけ、株が充実すると壁面やフェンスを埋め尽くすほどに咲き誇る。
四季咲き性、バラとの相性も良い。
耐暑性強 耐寒性強

・<アークティッククィーン> (駿河のウレマチス)白八重 早咲き大輪系 パテンス系中~弱剪定
 
耐寒性強  耐暑性中   やや半日陰
整った花型の白八重咲きで18cm程になる大輪  咲きながら脇枝から新しい花茎が伸び、次々に開花、
ツルはコンパクトで、全体が花で覆われるよう に咲き誇る。
 著名な育種家レイモンド・エヴィソン氏の作出品種 英国王立園芸協会のガーデンメリット賞受賞。
海外での人気が高く、 2015年より満を持して販売開始いたします。
生育は一般的な大輪系に比べてやや遅いが、 充実株の開花は本当に素晴らしいです。

・<華炎> 早咲き大輪 新旧両枝

 他に類を見ないユニークな色彩の八重咲き、咲き進むにつれてグリーンが混じる味わい深い色合い
ヨーロッパでも注目されている日本の名花。




一種だけの<バラ>が売り場にあったのでこれもお持ち帰りに、
・バラ <ホーカス・ポーカスコルダーナ>