マルガリータのつぶやき

フォトジェニックな「趣味の記録」:マルガリータの庭、国内海外の旅、グルメ、美術・音楽・映画、自分勝手流読書、etc

≪日光金谷ホテル≫ 時間旅行の楽しみ

2019-10-19 22:35:28 | 軽井沢 箱根 鎌倉 葉山 日光 房総 
 暑さが遠のき、やっと行楽の季節になったというのに、
台風19号の爪痕深く、鉄道も道路も寸断されていて、

自粛すべきところだろうが、昨日の朝のお天気番組で日光、竜頭の滝の紅葉🍁中継をみて、
たまたま、≪日光金谷ホテル≫の最後の一部屋があいていて、東北道へ。

もう、20年以上前に中禅寺湖金谷ホテルに泊まった覚えはあるが、
日光金谷ホテルは初めて、別館2階、116号室、
<本館。


<別館> 赤い車は、マルガリータのSLK




天井と電燈;

 
 3時過ぎから降り出した冷たい雨が本降りになって、古い館の部屋はいやでも陰鬱な印象に、
大浴場がないのは承知の上だったが、
部屋のバスタブも栓抜きが深さ半分の位置で、肩まで湯に浸かれないうちに寒気でブルブル。
 ~本物の<クラシックホテル>に泊まるには覚悟が必要ということか、


・17時からの館内ガイドツァーで、明治時代にタイムスリップ、
 <名物>ガイドの名調子で、しばし時間旅行を楽しんだ。
 ずらっと並んだ著名人のサイン
 

 ◎壁を飾る鏡~ 西洋のホテルなども鏡の存在は大きい
  

  

  

・≪特製日光虹鱒ディナー≫とは、
 <2階メインダイニング入口> 昭和11年まではロビーとなっていた。 
 

 ビールから
 

 <長野県、山形産シャルドネ>;薄い酸味だったが、食事との相性は抜群だった☆
 

 <日光湯波と海老のサラダ仕立て> 肉厚な湯波☆
  

 <オニオングラタンスープ>
  濃厚でボリュームたっぷり、蓋のベルト(ガーターベルト)のロゴマークは古い食器の証?
  

 日光虹鱒のソテー 金谷風 
  

・ ≪オムレツ≫の朝食
 

 懐かしい<金谷スタイル>料理がどうにも盛り上がらない、と感じていたのは、 
このホテルの照明の95%以上がLEDのせいだった!
 昨日のガイドツァーで安全対策の一環だと説明していたが、
 LEDでも最近は食事が美味しく見えて、あたたかい雰囲気のものが出ているらしいから、ダイニングだけでも替えた方がいいのでは、
 まぁ、それを言うなら、せっかくの<クラシックホテル>なのだから、ダイニングだけでも白熱灯で昔の雰囲気を味わいたい。
 
 ~鹿島茂『パリ時間旅行』の中の、<陰翳礼讃あるいは蛍光灯断罪>では、
 パリの冬の夜が魅力的なのは、白熱灯の街路灯とかショー・ウィンドーが暗闇から浮かび上がるから、という話から、
 食事と照明という二つの要素の原始からの考察をしている。

・朝の中庭散策
男体山を臨んで


別館、3階の角部屋が昭和天皇が泊られた部屋か、




≪MEMO≫
大正5年頃 本館前に並ぶフォード


昭和10年頃 別館竣工間もないころ、


<日光虹鱒のソテー 金谷風>


<金谷カテッジインから金谷ホテルへ>



  



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