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たかしの啄木歌碑礼賛(続)

啄木歌碑およびぶらぶら旅

尾道 文学のこみち

2013年12月04日 | ぶらりぶらり
尾道「千光寺山」の山麓・山頂間を運行するロープウエイの山麓駅まで、尾道駅から歩いて10分ほどです。途中に林芙美子の銅像があります。




尾道駅



林芙美子銅像



林芙美子は尾道高等女学校を卒業後、上京するが恋にやぶれ、その傷心を慰めるために日記をつけたのが放浪記の原形になったといわれています。数年ぶりに尾道に帰った時の思いでしょう。

放浪記の断章

「海が見えた 海が見える 五年振りに見る 尾道の海は なつかしい」




ロープウエイ



ロープウェイに乗ると3分ほどで千光寺山の頂上に着き、展望台に上ると尾道水道がよく見えます。


尾道水道



千光寺山頂から下っていくと、「文学のこみち」につながり、和歌・俳句の碑文が自然石に刻まれて次々と現れます。 そこを過ぎると千光寺の裏門に出ます。








正岡子規


のどかさや 小山つづきに 塔二つ
子規



一返舎一九


一返舎一九
日のかげは青海 原を照らしつつ 光る孔雀の 尾の道の沖



金田一京助

かけともの をのみちの やどの こよなきに 
たびのつかれを わすれて いこへり

京助



山口誓子

千光寺
寒曉に鳴る 指弾せし かの鐘か
誓子



千光寺









安芸の宮島・厳島神社

2013年12月03日 | ぶらりぶらり
今日は天気が良く、広島駅から宮島口に出、フェリーで宮島に着き、厳島神社へ。フェリーは10分ほどでした。




フェリー



大鳥居







枡形










厳島神社に隣接する大願寺には9本の松があります。「 大願寺の九本松」として廿日市の天然記念物のようです。樹高が 18m、枝張が東西9m、 南北8 mもある立派なクロマツで 伊藤博 文によって植えられたといわれています。一つの根から九本の松の木に分かれるのも珍しいですね。



大願寺の九本松




厳島神社で結婚式を挙げるため、人力車に乗って来た、新郎新婦に会いました。



新郎新婦





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啄木の歌

西の海潮路の果ての雲黄なる下ゆく舟よ神や乗るらむ

小樽日報 明治40年11月6日号 藻しほ草(8首、その2)

署名 匿名であるが啄木の作品として取り扱われている

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ドクターイエロー

2013年12月02日 | ぶらりぶらり
出雲をたち倉敷に着いたのは16時ころでした。大原美術館は月曜日は休館でしたので美観地域といわれる街中をぶらぶらし、岡山経由で広島に向かいました。ここでお目にかかったのがドクターイエローでした。



倉敷駅



大原美術館



美術館前のお堀の白鳥


黄色い車体の新幹線設備の点検車両「ドクターイエロー」、「見ると幸せになれる」といわれる“幻の車両”は噂が広がり、子供から大人まで幅広く人気を呼んでいるようです、私は知りませんでした。多くの人がカメラを構えていましたので、私もカメラを向けました。17時40分でした。




ドクターイエロー(黄色の列車)





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啄木の歌

有明の波うす紅き磯をゆき心かへりぬいにしえの代に

小樽日報 明治40年11月6日号 藻しほ草(8首、その1)

署名 匿名であるが啄木の作品として取り扱われている

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出雲大社

2013年12月01日 | ぶらりぶらり
11月25日は朝から雨と風が強い日でしたが、出雲駅から路線バスで出雲大社に向かいました。バスで30分ほどです。月曜日で、雨・風でしたので参拝者は少ないかと思いましたが、60年ぶりの出雲大社「平成の大遷宮」ということで、大勢の参拝者でした。




出雲駅



出雲大社鳥居



長い参道



60年ぶりの出雲大社「平成の大遷宮」は、5年間にわたる御本殿修造が終わり、今年5 月10日に「本殿遷座祭」が執り行われたということです。本殿の修造の間、御神体を拝殿に遷し、仮殿堂とし、拝殿を新しく設けていましたが、修造が済んだ5月10日に拝殿を元に戻しています。




本殿


拝殿(修造の間の仮殿堂)




拝殿の後ろに回ると八足門(やつあしもん)があり、ここから、本殿をすぐ前から参拝できます。



八足門



修造の間の拝殿





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啄木の歌

ひと夜見ず心かはきて死なまくも君ぞ恋しきいかにせましや

小樽日報 明治40年11月1日号 藻しほ草(6首、その6)

署名 匿名であるが啄木の作品として取り扱われている

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