たかしの啄木歌碑礼賛(続)

啄木歌碑およびぶらぶら旅

岩手大学の学部等の改組構想

2014年12月27日 | ぶらりぶらり
啄木の出身地岩手県盛岡市にある国立大学法人岩手大学は盛岡駅から歩いて20分ほどのところにある4学部をもつ大学です。


岩手大学正門


岩手大学は17日、平成28年度に実施する学部等の改組構想案を発表しました。改組理由は「国の流れとともに、震災復興のためにできる事を考えて」とのこと。改組の目玉?は、工学部を理工学部に再編し、農学部に水産システムコースを設けて、3~4年次に釜石市で教育を行うこと等です。

改組構想(案)
(1)人文社会科学部

    人間文化課程:行動科学、スポーツ科学、現代文化、異文化間コミュニティ、
    歴史、芸術文化、ヨーロッパ語圏文化、アジア圏文化
     地域政策課程:政策法務、企業法務、経済社会、地域社会連携、環境共生

(2)教育学部

    学校教育教員養成課程:小学校教育コース、中学校教育コース、
      理数教育コース、特別支援教育コース、

(3)理工学部

  化学・生命理工学科:化学コース  生命コース
  物理・材料理工学科:数理・物理コース、マテリアルコース
  システム創成工学科:電気電子通信コース、機械科学コース、
     知能・メデイア情報コース  社会基盤・環境コース

(4)農学部

    農学生命学科:
   応用生物化学科:
    森林科学科:
    食料生産環境学科:農村地域デザイン学コース、
      食産業システム学コース、水産システム学コース
    動物科学科:
    共同獣医学科:

以上のようです。

岩手大学構内にある植物園の一部に啄木の妻節子が生まれた家があったということがわかり、岩手大学では当時の井戸を復元し、井戸に蓋を設け、その蓋に啄木の歌、節子の歌を刻みました。


節子の井戸



ある日、ふと、やまひを忘れ、
牛の啼く真似をしてみぬー
妻子の留守に。
啄木  

ひぐるまは焔吐くなる
我がうたにふと咲き出でし黄金花かな
節子 
 





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