たかしの啄木歌碑礼賛(続)

啄木歌碑およびぶらぶら旅

啄木小公園の啄木歌碑

2013年06月20日 | 啄木歌碑
これまで「たかしの啄木歌碑礼賛」で載せてきましたが、私のミスで掲載できなくなり、同じテーマの「たかしの啄木歌碑礼賛(続)」でこちらに掲載することになりました。

函館市街から湯の川温泉街に向かって広がる大森海岸は、啄木が函館滞在中に好んで散策した場所の一つといわれ、ここには啄木小公園があり、啄木の銅像と、その台座に啄木の歌が刻まれている。この啄木銅像は昭和33年に建立され、昭和52年に道路拡張工事で現在の場所に移設されたようです。啄木像は海岸と海、函館山を背に建っていて、絶好のビューポイントですが、今回は天候が悪く残念でした。


函館山を背にした啄木像





啄木像と台座の歌


台座の歌



潮かをる北の浜辺の 
砂山のかの浜薔薇よ 
今年も咲けるや
啄木




啄木小公園に隣接して「土方・啄木浪漫館」があり、二階に啄木関連のパネルや資料が展示されている。また、館内の浪漫シアターでは啄木先生の講義がワイドスクリーンに映り出されます。



浪漫館


啄木先生の講義姿





また、啄木像のすぐ傍には西條八十が啄木に捧げた詩碑があります。





  
眠れる君に捧ぐべき
  矢車草の花もなく
  ひとり佇む五月寒
  立待岬の波静か
  おもひでの砂ただひかる
  捧啄木   西條八十







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