第3番 高金寺 本尊 釈迦 大巻(現 岩手県紫波町大巻花立28)
お盆も過ぎましたが、今年はまだ暑いですね。お盆には実家に帰る車で高速道路もだいぶ渋滞になりました。お盆には忙しくてお墓参りに行けなかったり、家に仏壇が無いという方でも静かに手を合わせ、死者の食事である「お線香」を焚くことで報恩の供養はできるのだそうです。また、煩悩により苦しめられている人もおります。”煩悩をたち切る”とよく言いますが、これは、”ほどほど”の効用をよく心得て、”ほどほど”になじむことしかない、ということのようです。
高金寺は野村胡堂・あらえびす記念館から1kmほどのところにあります。境内には、国際的な生物学者として名を馳せた野村益太郎、その長男で理学博士として活躍した羊觀親子の墓碑があるようです。
高金寺
御詠歌
「極楽の宝の池をおもへただこがねの泉たたへたるかな」
「極楽の宝の池をおもへただこがねの泉たたへたるかな」
なお、四国八十八ケ所霊場の三番は「金泉寺(こんせんじ)」です。
金泉寺御詠歌
「極楽の宝の池をおもへただ こがねの泉すみたたへたる」
「極楽の宝の池をおもへただ こがねの泉すみたたへたる」
(金(こがね)泉(いずみ)寺)
高金寺の梵鐘「やわらぎの鐘」は昭和35年、鐘楼堂はあるが鐘がないとして盛岡市出身で東京在住の阿部徳蔵氏から寄進されたもので、盛岡の釜師・鈴木盛久によって制作されたものです。
やわらぎの鐘
山門の手前には野村胡堂の句碑も建立されています.
胡堂の句碑
草枯や
蟷螂の陣
蛇の閨
胡堂
胡堂・あらえびす館
胡堂・あらえびす館の喫茶室から見える 東根山・南昌山・赤林山