岩手県陸前高田市の高田松原にあった啄木歌碑は3年前の津波よって流されてしまいましたが、以前にも、昭和32年に建立された啄木歌碑がありましたが、昭和35年5月24日に襲ったチリ地震津波により、歌碑が建てられていた周辺は破壊され、歌碑の行方がわからなくなりました。その後、工事車両により砂の中から見つけだされたが、この歌碑は再び松原に建立されることはなく、ここ氷上(ひかみ)神社に移つされました。

参道二の鳥居前の啄木歌碑


命なき砂のかなしさよ
さらさらと
にぎればゆびの間よりおつ
啄木
さらさらと
にぎればゆびの間よりおつ
啄木
啄木は、盛岡中学校時代の明治33年7月21日、富田小一郎先生統導のもと 級友9人と氷上山に登ったといわれています。
氷山(ひかみ)神社:岩手県陸前高田市高田町字西和野83