「英語支配」に反旗だって

「英語支配」に反旗だなんていうと、何事だと思うでしょう。
フランス人はこういう意識が強い。
フランスと仕事をしたとき、凱旋門の交通の流れというかシステムを見て、「混沌の中の秩序」と私はなずけたけど、基本的にフランスではこの原理があちこちで見えるような気がする。
これも一つの例だと思う。
なぜ、混沌の中の秩序というシステムでないようなシステムが生まれたかというと、それはフランス人が、それぞれ皆ユニークな自己主張を持っているから。
日本以外の国は、基本的に自己主張を持っているけど、フランスはそれが、ひときわユニーク。だから、いろいろ意見を聞くのは面白い。
すべての常識を疑う感覚があるのが小気味よい。
だから、結婚というシステムも成立していないというか従う人が少ない。
確か半分以上の人が、結婚せずに同棲生活らしい。うろ覚えなので、違っていたらご指摘ください。
だから、世界共通言語は英語で決まりでしょうという流れに逆らうこのような発言が飛び出すのだ。
asahi.com（朝日新聞社）：フランス語ＴＶ、日本に本格進出へ　「英語支配」に反旗 - 国際

日本向け放送に本格的に乗り出す計画を明らかにした。世界で強まる英語支配に対し、文化の多様性を守る試みだと訴えた。

早速、TV5MONDE（MONDEは世界という意味）
結構面白そう、字幕が出ればフランス語の勉強にもなりそう。ユーザー登録しよう。
TV5MONDE : 番組表 - CONCERT POUR LA TOLERANCE 2009