温故知新~温新知故?

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今で言う戦場カメラマンのジェームズ・ナクトウェイの写真は凄いな、感動した。

2010-11-04 22:44:35 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
戦場フォトグラファー:ジェームズ・ナクトウェイ、不覚にもその名前存在を今日TVで見るまで知らなかった。
戦場フォトグラファーといえば、ロバートキャパ位は名前だけは知っていた。
しかし、ジェームズ・ナクトウェイのことは知らなかった。
今日下の番組を見て、彼の撮る写真に感動した。
凄い!。
やらせ出なく、あのような構図で写真が撮れるというのは驚きで、目指そうと言うより、あきらめの境地だ。
プレミアム8<人物> 未来への提言「報道カメラマン ジェームズ・ナクトウェイ」
ロバート・キャパ賞を5回受賞するなど、戦場の最前線で活動してきた伝説の報道カメラマン、ジェームズ・ナクトウェイ(62歳)が、新たなステージへ向かっている。被写体は戦場から、エイズ・貧困・公害などに広がった。

彼の経歴は以下に少しだけ書かれている。あまり詳しくないなあ。
ジェームズ・ナクトウェイ - Wikipedia
ナクトウェイは1976年から新聞社のカメラマンとして働き始める。1980年にニューヨークに移住したことをきっかけにフリージャーナリストとして働き始める。1981年、北アイルランドにて初の海外任務を行う。これはIRAのハンガー・ストライキを取材するものだった。 1984年からTIMEの専属カメラマン。1986年からは写真家集団マグナムに所属し、2001年9月のアメリカ同時多発テロ以降は、写真家集団VIIを立ち上げた。

彼の公式ページ。
ここに幾つかの写真が紹介されている。
James Nachtwey
"I have been a witness, and these pictures are my testimony. The events I have recorded should not be forgotten and must not be repeated."
以下では彼が語る姿が見れるし、写真について語っているシーンもある。
ジェームズ・ナクトウェイの戦争写真の衝撃 | Video on TED.com
番組では聞き手の森達也がなかなか良い質問をしている。
なぜ、ビデオなどの表現手段があるのに、写真なのかという質問に対し、彼は「瞬間は、その時代背景なども映し出すことができる、ビデオより、そこで示されている現実を深く考えることができる」といっていたが、まさに同感だ。
さらに自分なりに考えたけど、きれいなもの、人工的なものは、絵でも表現できるけど、あくまで写真は「ある瞬間」「刹那」を切り取ることができるという点が、その他の表現手段に対する特徴だと私は思う。
だから、美しいからといって、動かないもの、人工的なものを撮るというのには、何か打ち込めない気がする。
ま、ど素人の戯言ですけどね。

彼は独身らしい。そう、戦場フォトグラファーは家族をもつのは大変だろう。
戦場カメラマンの渡部さんも、家族ができたので、引退との葛藤があるような気がする。
ナクトウェイがロバートキャパの言葉を引用して、「戦場フォトグラファーの望みは失業することだ」というセリフが重い。
ご参考までに以下のサイトも
War Photographer - 戦場カメラマン - クリスティアン・フレイ
あまりの凄惨さ、虚無、ショックにナクトウェイ自身が、度々息を呑む声音まで、余すことなく記録されている実に貴重なドキュメンタリーだ。「私にとって写真の力とは、人道的感覚を呼び起こすことである。もし戦争が人間性を否定する試みとするなら、写真は戦争の対極に位置し、断固とした抵抗を訴え、マスメディアの希薄な説得力を打破できる効果的な手段だと考えている。私の使命は、無関心な人々の目を覚ますような力強い作品を撮リ続けることだ。」と語るナクトウェイ。

戦場カメラマン ジェームズ・ナクトウェイ | 羊ページ
その写真の、あまりにも戦争の中に入った視点、冷静な構図と撮影技術は僕に強い印象を残した。

『戦場のフォトグラファー ジェームズ・ナクトウェイの世界』フォトジャーナリズムと野次馬の写メは何が違うのか | 映画をもっと楽しく![シネマポスト]

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