温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

自然は厳しい、戦いだ。服部文祥(登山家)~ 情熱大陸~

2010-11-01 20:11:54 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
昨日の情熱大陸は、用具に頼らない、自然と闘う感じのサバイバル登山家 服部文祥さんの話だった。
服部文祥 - Wikipedia
登山家というより、サバイバル。狩猟家、いや動物そのもののようだった。
実は私は、自然保護というのが嫌いだ。
誤解されないように言っておくけど、自然は大事にしたいと思っている。
しかし、手を加えるのではなく、そのままにこだわりたい。
だから、きれいな自然という言葉は嫌いだ。
自然って、人間がきれいに人工的にしないときれいでは亡いですよ。
家の周りの河原を散歩していたって、ほっておけばすぐ草がぼうぼう。歩けないくらいになる。
それを近所の人がきれいに買っているから皆、きれいな遊歩道を歩ける。
そう、自然って、いつも人間に都合の良いように人工的に手を入れていないと、共存できないです。
手を入れるというのは、体力が結構いる。我が家の小さな庭でも、1日仕事だ。
そう、自然との戦い!。
で、結局は人間は自然に勝てない。おとなしくしているときはなんとかなるけど、台風、洪水など、牙をむかれたらひとたまりもない。
そんな自然を保護するなど、いつから人間は高見に立つようになったの?
だから自然保護という言葉が嫌い。
自然はすばらしい、美しくないけど、荒々しい、時々瞬間的に美しい。
そんな瞬間がすばらしい。
そんなことを新たに思わせてくれる番組だった。
サバイバル登山家の雪の上を裸足で獲物をおいかけるシーン、イノシシの頭を解体するのをみる奥さんと子供達、獲物を得たときのうれしそうな表情など、人間の獣性がきれいに出ていたと思う。
猟奇的な事件で見せる人間の獣性とは全然違う。
服部文祥(登山家): 過去の放送 - 情熱大陸
時計もテントもトランシーバーさえ持たずに奥深い山へ分け入り、狩猟や採集をしながら山を登る・・・名づけて「サバイバル登山」を実践する異色のクライマー・服部文祥。日本有数の登山家でありながら、大勢のポーターを連れて重装備で臨む登山に疑問を感じ最終的に辿りついたのがこのスタイルだという。
 番組では約10ヶ月間かけて服部に密着、雪の大菩薩峠では裸足のまま鹿を追いかけ、夏のアルプスで岩魚やカエルに食らいつく・・ひたすらに山を愛する男が見せる「究極のサバイバル」をとくとご覧あれ。

取材も大変だったようだ。全力で登る、走る彼を追いかけることはできなかったそうだ。
情熱大陸:登山家 服部文祥 41歳 異色スタイルで自然と向き合い… - 毎日jp(毎日新聞)
取材班はその異色の登山スタイルに密着!……のつもりが、甘かった。
 まず、冬の大菩薩峠(山梨県)を猛スピードで登る服部についていけない。自然に対しフェアに向き合うことをモットーとする服部は、テレビの撮影だろうが決して歩みを緩めはしない。ある時は麓に置き去りにされ、またある時はヘビースモーカーのディレクターが「生きることに対してマジメになれ!」と説教されながら密着した10カ月間。冬は雪山で鹿を、夏は南アルプスで巨大岩魚やカエル、山菜を「現地調達」しながら、たった一人で高みを目指す姿を追い続けた。


今週の情熱大陸が「マジキチ」と話題に 『サバイバル登山家・服部文祥』 (動画あり) | ニュース2ちゃんねる
「山に対してフェアでありたい」という考えから、「サバイバル登山」と自ら名付けた登山を実践する。「サバイバル登山」とは、食料を現地調達し、装備を極力廃したスタイルの登山を指している。
この人が取材中、三十メートルの岩肌を滑落、肋骨を三本へし折る
頭血だらけになりながら取材に同行していたプロ登山家の力を借りて下山


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