温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

指紋認証、新iPhoneが「引き金」で主流となるか~やはり注目され出したようですね~

2013-09-15 20:36:00 | コンピュータ、ハイテク
先日、iphone5の指紋認証は、凄い技術になり雄と書いたが、現実に注目するひとが多いようだ。
焦点:指紋認証、新iPhoneが「引き金」で主流となるか (ロイター) - Yahoo!ニュース
シンガポール/サンフランシスコ 12日 ロイター] - 新型「iPhone(アイフォーン)」 に指紋認証機能を搭載した米アップル<AAPL.O>。仕事やショッピング決済といったさまざまな場面において、指紋などで個人を識別する生体認証(バイオメトリクス)機能付き携帯端末が日常となる未来もそう遠くはないかもしれない。

先日の私のブログの記事はこちら。
アップルiphone5のキーノートをじっくり見てしまった その2~M7コプロセッサ~ - 温故知新~温新知故?
もうひとつは、指紋認証。触るだけで認証するということはクルマのドアの鍵もいらない、エンジンキーのかわりにボタンを押すだけで認証される。マンションや家のキーも取っ手を触るだけで認証されるということ。凄い社会になるということです。

下にある文脈は私と同じ指摘だ。
最新の「iPhone 5S」に搭載されている指紋認証機能「Touch ID」は、待ち受け画面の解除とアップルのオンラインストア使用時に限られているが、アナリストからは同社がこうした技術を取り入れたことで、世間に広く採用される可能性があると指摘する声が聞かれる。

下も同じ。本当にパスワードでセキュリティを保つというのは不自然で煩わしい作業だ。
デバイスや銀行口座、オンラインサービスにアクセスするには、暗証番号(PIN)がこれまで主流だったが、推測可能だったり、ハッキングされたりすることがある。
また、多くのユーザーが面倒だと感じる操作を必要とすることから、アップルによると、スマホユーザーの半数がパスワードを設定したがらないという。
モバイル端末向けアプリを制作するSocialRadarのMichael Chasen最高経営責任者(CEO)は、指紋認証が、これまでパスワードが盗まれたりすることを恐れ、モバイル端末を通して買い物をしなかったユーザーの気持ちを変える可能性があると指摘。モバイル電子商取引にとって、生体認証が「欠けていた部分」かもしれないと述べた。

過去に指紋認証の機器はあったけど、先日も書いたけどVAIOの経験では、数回やり直した記憶がある。冗談じゃない。指紋をスキャンしてその図形を使うというのでは限界があったのだろう、アップルの技術は指紋その物の図形を処理するのではなくキーノートを見た限りでは特徴を瞬時につかむ技術のようだ。そこが凄いと思う。
加えて、指紋認証はユーザーに煩雑な作業を強いることもあった。調査会社ガートナーのSong Chuang氏は、ユーザーの指紋を認識させるのに、最大で6回も画面にタッチしなければならないケースもあったとし、「素晴らしいユーザー体験とは言えない」と語った。

アップルは、もしかしたらどこかで携帯電話から撤退するかもしれない、いや、高利益企業を保つためには携帯電話の比率を減らすべきだろう。もう携帯電話は価格競争のみで戦うことになりそうだ。ウエアラブルと、指紋認証技術のパテントなどで利益を得ていくのでは?。彼らには長期的視野があるように思う。
オーストラリアのセキュリティー企業Microlatch社の創設者、クリス・バーク氏は、アップルが2━3年前、同社の指紋センサー使用をめぐり接触してきたとし、「彼らのロードマップには指紋認証があったことは明らかだった」と話した。アップルはまた、昨年に指紋センサー技術開発の米オーセンテックを約3億5600万ドルで買収している。

指紋認証はまだまだ完璧ではない、市場に出して数年でさらに技術が磨かれ、レベルアップしていくのだろう。そして主流となるのだろう。
「指紋認証は完璧ではない」。こう語るのはバイオメトリクスの専門家で、アップルの携帯端末向けにアプリを開発しているInvasivecodeのCEO、Geppy Parziale氏だ。同氏は、プライバシーと法的な問題が、指紋認証の精度をテストするための十分な数の指紋入手を困難にしていると指摘する。
だが、もしこの技術を主流へと押し上げることができるとしたら、それはアップルだと専門家らはみている。