温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

NHKスペシャル 3.11 あの日から2年 「メルトダウン 原子炉“冷却”の死角」を見た

2013-03-10 21:01:44 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
NHKスペシャル 3.11 あの日から2年「メルトダウン 原子炉“冷却”の死角」を見た。そして、前日、2号機・3号機の検証の再放送を見た。
それらから感じたのは、原発を停止あるいはゼロにすれば解決ということで、思考停止になってしまっている危険な現実を感じた。
なんと今回の事故の疑問点が検証、原因究明されていないのだ。驚きだ。
だいたい、この番組についてNHKは、今後何を期待しているのだろう。確かに報道だから、評論家的に、こういう事実がある、疑問があるという提示だけという事はある程度わかるが、この大事故において、そこまででいいのだろうか?
何らかの形で政府に検証を求めたり、そのような活動を起こす、支援するという行動をしないとあまりに評論家的ではないだろうか。
番組で紹介された技術的事実については、バルブが原子炉の内部圧力が高くなった状態では開かない、という事実や冷却装置が動いているかどうかの判断について、実際動いた状態を現場の人間が眼で見たことがない事実は、異常事態が起きたときの確認が現場から離れた机の上のシミュレーションにすっかり依存してしまっていることを知らされる。

原子力発電所の設計に携わるものは、超優秀な超エリートだろう。油でまみれたり蒸気にまみれたり、煤にまみれたりということは皆無だろう。計算されたシミュレーション通りものが動いている間は問題ないが、それこそ想定外のことが起きた時の検証は、十分でない、現場から逸脱したものだったと思われた。これは原発に限らない、素晴らしい技術の粋を集めた設備ではどんなものでも起きがちなことである。素晴らしい最先端の技術であればあるほど、現場から離れたシミュレーション計算に頼った安全対策に偏りがちである。でも、実際の事故は生身の事故だ。シミュレーション通りにいかないことのほうが多いだろう。思考停止でなく、まさにここに警鐘を鳴らし、改善していかなくては今後のこのようなことを繰り返すだろうと思う。

今回の事故を、原発を停止するあるいはなくすことで終わらせず、考えうる異常事態を事前に再現して訓練しておくことが非常に重要だと思う。それが今回の事故の教訓だろう。

100年、200年、300年たったとき、また原発を作ったり、それに代わる設備を作り、異常事態、想定外な事態への対応を想定し、かつその状態を知恵を絞って事前に実現し体験し、問題を具体的に対応することが大事だろう。
NHKスペシャル|3.11 あの日から2年メルトダウン原子炉"冷却"の死角
「メルトダウン」シリーズでは、最初に水素爆発を起こした1号機の検証をおととし12月に、その後メルトダウンに至った2号機・3号機の検証を去年7月に放送、大きな反響を得た。

中国のTVの値段

2013-03-10 18:21:22 | 中国情報
私の住んでいる玉林市、最近は25度以上の日が続く。
きょうはちょっとこちらのTVの値段の紹介をする。
下の写真のように路上ににわか店舗が出現する。その看板を見ると
32インチ 1398元 約21,000円
42インチ 3099元 約46,500円
58インチ 5999元 約90,000円

価格.comをみると価格.com - 液晶テレビ | 製品情報、価格比較、通販以下の値段
REGZA 32S5 [32インチ]
\31,400
REGZA 42ZP3 [42インチ]
\78,650
BRAVIA KDL-55HX850 [55インチ]
\139,000
とあるので、半額とはいかないまでも3割引きくらいかな。でも、日本メーカーではないです。