温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

『松本人志 大文化祭』をみて、彼の作品見たくなった

2011-11-21 23:15:05 | 映画、TV、ミュージカル、エンタ
昨日、夕方、なんか面白いTVはないかと、リモコンの番組表というボタンを押して、この番組の再放送があることを知り、ちょっと見てみようと見始めたのだが、16時から18時まで見てしまった。
対談と、欧州の映画祭へ行く姿を追った密着ドキュメントの2つだった。
単独長時間特番『松本人志 大文化祭』 BSプレミアムで11月5日に放送!!

松本人志 大文化祭  | NHK 秋の新番組・注目番組 秋ナビ
松本人志大文化祭

スペシャル対談
松本さんが「今、もっとも話をしてみたい人物」として対談を希望したのは、「マリオ」シリーズ、「ゼルダの伝説」シリーズなど、数々の大ヒットゲームを生み出してきたゲームクリエーター、任天堂の宮本茂氏。日本を代表する二人のクリエーターがとことん語り合います。
松本人志、欧州を行く
スイス・ロカルノ国際映画祭に参加する松本さんに同行するドキュメント。新作「さや侍」がヨーロッパで
どのように受けとめられるか、現地のメディアとのやり取りや映画祭関係者、観客へのインタビュー
などを通じて紹介する。巨大な野外劇場で上映される松本映画の評価は・・・

対談は以下にあるようにあるブログからいっぱい引用したけど、ゲームを作る人には面白かったのではないだろうか。
私は専門外だったがそれなりに面白かった。
マリオカートは、ちっともやりたいと思わないゲームだったけど、レース途中でコインを拾うなんて常識ではありえない設定で、皆から反対されたなどという話を聞くと興味が出てきてやってみたくなる。
NHK 松本人志大文化祭 宮本茂対談はクリエイター必見でした
非常に盛りだくさんの内容だったのですが、私が最も面白く、そして考えさせらたのがスーパマリオの生みの親として知られる稀代のゲームクリエイター任天堂の宮本茂さんとの対談でした。
松本さん)ファンからは、気に入ってもらったコントをもう一回やってくれって言われるんです。キャラはそのままで、セリフだけ代えてくれと言われる。でも、それは嫌で、なにかを足したくなる。そのくせ、ゲームに関しては宮本さんに同じピクミンをステージだけ追加して出してくださいと言いたくなる。この矛盾。ファンって勝手だなあと思う。

宮本さん)仕事の悩みってほどんどがそれです。”期待に応えたいでも、一緒は嫌だ”という葛藤。でも、どっかの時点で自分にOKを出してきてるんです。いままでやってきたことを強化していく。補強していくというやりかた。これはわりと簡単ですが、複雑になり、重くなるので初めての人にはとっつきにくくなる。近寄りがたいものになる。

松本さん)テレビの仕事をしながら、今、普遍的なものづくりが難しいと思っている。(作り手と視聴者の関係は)デコとボコの感じかと思っていた。いままでは受け手がボコだった。僕達が一生懸命やることがデコで、それがカチャっとあえば普遍的なものがうまれるんじゃないかとずっと思っているんです。
でも、最近受け手がボコじゃないんじゃないかなと思う。だから、僕らがあんまりデコを押し付けるとうまくかみあわない。視聴者のほうがデコになってきていて、ボクらがデコを押し付けるとうまく噛み合わない。

日本のゲームがうまくいったのは、お客様にちゃんと分かってもらえるものを作るのが上手だったからだと思います。

ビデオゲームって限られた技術の中でしか出来ないので、夢の様なことを言ってもできあがらないんです。器の中で出来るもので快適に使えて、理解できるもの。それが日本がすごい上手だった。

アメリカは、そこらへんがダメでバンバン(パワーだけで)押し込んで来ていた。でも、最近パワーのほうが技術を凌駕するようになってきて。パワーで押し込んできたんだけど、だんだん作り慣れてきて細かいところも上手に造れるようになってきた。なので、今、アメリカの大作のほうがでてきている。

さてもうひとつの「欧州を行く」だが、これは面白かった。
松本人志が日本より海外でカリスマ的に捉えられていることに驚いた。
番組でも、彼を評価する人は「シュール」「今までに見たことがない映画」などの意見が多い。
また、アメリカの記者が、「さや侍」をそれまでの作品を見ていて、期待していたが、全く期待はずれでがっかりしたという言葉に表されているように、松本人志は前衛的なものを生み出す存在として評価されているようだ。
そう言われてみると、先日私も「さや侍」を見てそれなりに評価したのだが、彼の真骨頂はシュールなものに有りそうな気がしてきて、「さや侍」以前の2作品が見たくなった。
いつかどっかでやるかな?ビデオレンタルでもいいけど。。。
松本人志大文化祭 ANGEL HEART/ウェブリブログ
対談も良かったが、最後の「松本人志、欧州を行く」・・・は中々のものだった。松ちゃんの「さや侍」がスイス・ロカルノ国際映画祭に参加。それをカメラが追いかけるドキュメンタリー。野外の巨大スクリーンに映し出される「さや侍」映画が終わると、ものすごいスタンディングオベーションロカルノ国際映画祭の主催者もこんなの初めてです、と、言っていた。

最後にちょっとyoutubeにあった動画を貼っておきます。
松本人志 監督作品 「大日本人」 TV CM ?

映画 「しんぼる」 松本人志 監督作品

映画『さや侍』 父から娘へ

ちょっとブログデザイン変えてみた。

2011-11-21 19:17:31 | Weblog
デザイン変えて見ました。
変えたといっても、既製のものから選んだだけ。
それまでは、カスタマイズできるもので、自分の撮った写真など使ったりしていたけど、そんなにこだわりはないし、既製品のデザインだといろいろなものが手軽に使えたりするので、変えて見ました。
プロフィールにツイッターフォローとかフェイスブックへのリンクがつくようになりました。
流行に乗る感じで。。。。