温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

ちょっと古いけど宇多田ヒカルと日本の祭ばやしの関係

2011-11-26 14:49:37 | 音楽
この金曜日に、バラカンモーニングで私の宇多田ヒカルの曲は祭ばやしのようだというメールが読まれたので、このブログにも書いておこう。
前に書いたかも??

よく聞いていたのは3rdのDEEP RIVERでした。というか、実はこれしか持っていないんです。
Hikki's WEBSITE
しかも、これは娘のCD。
海外出張時にアメリカでよく聞いていた。飛行機の中でも、移動するクルマの中でも。
そのとき、仕事仲間で祭ばやしの笛の名取でもある人が、「宇多田ヒカルの曲は祭ばやしだ」といったのがきっかけで、このCDの曲と日本の祭ばやしの関係をすごく意識するようになった。

このCD好きだったのはmoving onではなく、travelingでした。先に書いたように歌詞が合いの手のように入るところが大好きです。
宇多田ヒカル - traveling


以下にどうして祭り囃子かについてそれぞれ具体的に書きます。
1: SAKURAドロップス
ドラムのハイハットのようなチャンチキチャンチキという感じが祭ばやしの鐘のように聞こえませんか?。
2: traveling
イントロから、「ホイさ、ホイさ」あるいは「ワッショイ、ワッショイ」という祭りの掛け声がピッタリのようなリズムだと思えます。
和太鼓で、リムショットのようにトントン、トントンと叩いても合いそうです。
先にも書いたようにこの歌大好き!
3: 幸せになろう
この曲は、祭ばやしにはちょっとテンポが遅いかも。でも、カラオケや宴会で、もみ手を間に入れて手を叩くのに合いそうです。
4: Deep River
この曲も幸せになろうと同様なテンポで祭ばやしとは違うかも。でも、演歌っぽい。それがいい。お母さんである藤圭子さんの歌い方そっくり。お母さんが歌ってもいいかも。
5: Letters
この曲も先のSAKURAドロップスのようにリズムがチャンチキチャンチキと聞こえます。
6: プレイ・ボール
この曲は、あまり祭りの要素も日本的な要素もないかも。
7: 東京NIGHTS
途中からリズムがドンドコ、カッカッカッというように変わって、祭囃子っぽい気がします。和太鼓でドンドコは皮の部分を叩き、カッカッカッはリムを叩くとピッタリだと思います。
8: A.S.A.P.
これは、日本の祭りではないけど、リオのカーニバルに合いそう。ブラジルのお祭り!。
9: 嘘みたいなI Love You
これも、テンポが、カラオケや宴会で、もみ手を間に入れて手を叩くのに合いそうです。
10: FINAL DISTANCE
この曲も、あまり祭りの要素も日本的な要素もないかも。
11: Bridge (Interlude)
これも、インストルメントなので、祭りの要素はないです。
12: 光
これも、テンポが、カラオケや宴会で、もみ手を間に入れて手を叩くのに合いそうです。これくらいのテンポの曲が多い。
これが欧米人には、ちょっと遅いんじゃないかと思う。

以上独断と偏見の感想でした。彼女の歌には日本の土着的な要素があるように思う。
お母さんは演歌歌手でしたが、実際はジャズとかが好きだったとか、どっかで読んだ気がしますが、そうだとすると彼女の育った環境には日本の土着はないはずなんだけど、このCDからは日本の土着的なものを感じる。
そうすると、DNAとかに刷り込まれているのかなぁ~、興味深いです。
お母さんの動画を最後の紹介。かなり崩して歌ってる。
藤圭子 - 圭子の夢は夜ひらく

こっちのほうが、娘と似ているかも。
圭子の夢は夜ひらく 藤圭子(高音質)