温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

ツイッターもフェイスブックも急速にマスメディア化してると思う。もうそろそろ終わり?

2011-03-16 19:25:23 | コンピュータ、ハイテク
この地震・津波災害でツイッターの威力が色々言われているようだ。
確かに私も、ツイッターでの発言で改善された実例を目の当たりにした。
官房長官会見での手話通訳。ツイートされて、少したって手話通訳が出るようになった。
ボランティアの人、まだ行かないようにとの呼びかけ。定量的データはわからないけど、抑制されたのでは?。
その一方で、悪いこともあるようだ。
デマ情報。氾濫していますね。
また、買い占めをするなという情報がきっかけで、我が家などは、それまでは考えもしなかった買い占めをしているという事実を知ってしまった。
多くの人が、このような体験をして、買い占めを助長する結果になっているのでは?

話は変わって、先日、映画ソーシャルネットワークを遅ればせながら見た。
私としては、この映画で印象に残ったのはexclusiveという単語だ。
そもそも、ハーバード大学内とか、かなりクローズなSNSとしてはじめ、それが、ビジネスモデルとしての成功、あるいはシステムとしての成功という視点で、多くの会員を集めていく方向へ向かっていく様子が描かれているように思う。
ビジネスモデルと考えたときに、スポンサーを得るとか、多くの会員を集めるとかのウエイトの置き方で意見の対立も起こるし、成功不成功の分岐点も生まれる。
そんな点が、この映画を見て、インスパイアされた点でした。

そういう中で、ツイッターやフェイスブックはそもそもは、限られたコミュニティの質の高いクチコミという、かなりローカルな独自性がユニークかつ魅力的で、多くの会員を集め、どんどん大きくなっていた。
大きくなった結果、それ以前にあったマスメディアに対するアンチテーゼみたいなものだった特徴がなくなり、マスメディアそのものと変わらなくなりつつあるように思う。
企業が、そのコミュニティのヴォリュームの大きさ(まさにマス)に魅力を感じ、ビジネスとしてツイッターやフェイスブックを利用しだした時点で終わりだろう。
昔のサブカルチャーみたいなものではないだろうか。
アンダーグラウンドでなくなった時点で魅力は薄れるのでは。

デマとか、週刊誌的ネタ、ユーザーの多いがゆえの募金活動の活発化など、新聞や週刊誌、テレビ、ラジオのかかえるつまらなさをどんどん体得してきているように見える。

そろそろ、次の新しいメディアに置き換わる時期なのかもしれない。

その新しいメディアというのは、やはりexclusiveというのがキーワードではないだろうか。
そのときの独占的exclusiveとは、企業やビジネスを排除する機能ではないかと渡しは思う。

まあ、これは、予測というより、ほぼ私の期待みたいなものだけど。