梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

あと3日です!

2009年08月19日 | 芝居
『双面』<総ざらい>。
勘十郎師のお言葉、そして、昨日の稽古を撮ったビデオを観て「こりゃダメだ」と思った部分を気をつけながら、最後の素稽古に臨みました。
浄瑠璃のノリは掴めましたから、だいぶリラックスできました。ただ、50分ちかい曲ですので、ペース配分と申しましょうか、どこに重点を置くか、師のおっしゃる「抜くところは抜く」ということを考えますと、もう少し楽に(いい意味で)できるのではないかな…。

あとは声の調子を安定させたい! 眉なしのお役ですから、少し低めのほうがお役の雰囲気がでるのですが、ともすると高い方へゆきがちになりますので…。
若やいだ娘姿の、お組と法界坊と印象が同じになってはご迷惑になってしまいます。気をつけなければ!

稽古後は、吉例の<手締め>。ついに舞台稽古がやってくる!
ここちよい緊張感…。

一方『賀の祝』A、B班は本日<初日通り舞台稽古>。
チケット事務作業もあって、部分的にしか拝見できませんでしたが、にわかに活気づいた小劇場の楽屋の雰囲気、これが《合同公演》なんだなァ…。

           ◯

“揚羽”様からのご質問に、この場でお返事させて頂きます。

今公演の終演時間は、あくまで予定ですが、昼の部は3時10分ごろ、夜の部は8時10分ごろに終演いたします。
また、これまでどおり、終演後には劇場から各方面へのバスが運行されます。

よろしくお願いいたします!

《合同公演》、いよいよ土日公演は残席僅少!
まだ間に合います! 平日公演は<余裕あり>。
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