タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

とにかく、歩こう

2018年12月21日 | 山歩きから
    

仲間たちとの裏山歩き、歳末を迎えいつもより参加者が少ないようです。特に女性の参加者が、、、、、。

歳末を迎え一家の主婦は何かと多忙なのでしょう。

その点タカ長など気楽なもので、邪魔ものなど家にいないほうが歓迎されるようです。

    

今日は誰いうともなく中国自然歩道に入り、いつも通りのおしゃべり登山です。

その話題ですが、要するに私たちの足を引っ張る事情はそれぞれが持っているけど、でも、とにかく、家を出て皆で歩こう、と言うことです。

この歳になると、老々介護の人もいれば、介護を卒業した人もいます。

介護される側になることが目前に迫っている(?)人もいます。もっともこの件はタカ長をふくめ、皆さん時間の問題とも言えますが、、、、。

とにかく、事情は人それぞれです。

人それぞれですが、願いは同じ「ピンピンコロリ」です。それだけはみな同じです。

でも、明日のことは誰にもわからないのだから、その目的のためならとりあえず家を出るほうがいいのでは、というわけです。

私たちの仲間は同じ地域社会に住んでいて、それぞれの事情は見えているのだから、遠慮することも隠すこともないのです。

気軽に出てきて、時には愚痴をこぼして、ストレスを発散しても、皆さん適当に聞き流してくれるのですから、、、

とにかく、一緒に歩きましょう、と言うことです。

当たり前のことですが、そのようなことをするために立ち上げたグループではありません。

しかし、時が流れ、それぞれの家庭の事情が変われば、私たちのグループの存在理由も変わってくるのです。

    

おしゃべりしながら歩いていたら隊列が止まりました。

よく見ると、左上の斜面から枯木みたいなものが落ちてきて道をふさいでいました。

イノシシ部隊が駆け下ったのでしょう。

前方を行く工兵隊員に道を改修してもらい、最後尾のタカ長は難なく通過です。

      

荒谷林道を少しだけ歩いて引き返しました。それでも歩数は12,000歩、悪くありません。

やっぱり皆さんは健脚です。

帰りの車の中で仲間たちが「400万円とか500万円とか」、とにかく、恐ろしい話をしていると思って聞き耳を立てたら、、、

自宅の敷地が道路より高いところにあり、そこを〇〇したり、〷したりするためにはそれくらい必要とか。

家を買う頃は小高いところにある家がより豪華に見えてタカ長もあこがれたものですが、、、、

そこに住む人が高齢化すると、わずか数段の階段が問題になってきます。

このようなことが話題になるのもこの歳になったからですが、このようなことも家を出ることの効用では?

家にこもっていると口を開くこともありませんから、、、、、、。

スマホ生活

2018年12月20日 | 日々雑感
  

先日かった簡単スマホです。

初期設定の時に最初に携帯を買ったときのパスワードが必要とか言われ、その確認などで手間取っていましたが、、、

それらが終わってタカ長のスマホ生活が実質的にスタートしました。

といっても、数あるアプリの中から何を使うか、そのようなことを検討して、それらを使いこなすまでには多少の時間が必要です。

    

自宅に帰り、wi-fiを使えるように設定し、、、、、

といえば簡単ですが、説明にあるような設定画面がなかなか出て来なくて、思いのほか時間がかかりました。

分かってしまえば簡単なことですが、タカ長のようなド素人には最初の入り口が関門になるのです。

その関門をくぐって、タカ長ブログも見えるようにして、、、、そして、、、、

スマホから山の歌やらkazahanaさんが紹介されていた歌など流しながら野暮用をしました。

     

そうしたらバッテリー容量があっという間になくなり、今朝100%にしたものが40%を切ってしまいました。

若い人は毎日充電する、と聞いたことがありますが、、、、

タカ長もそのようなことになるかもわかりませんね。

今日はレッスン1の学習を始めたばかりですが、それでも行ったことのない観光名所の案内をスマホに頼み、、、

あそこまで153キロメーターかぁ、、、、などとスマホでの旅も楽しみました。

このスマホはいい玩具になりそうです。


直球勝負

2018年12月19日 | 山歩きから
    

地方紙を読まないタカ長のために、仲間がこのようなものをポスティングしてくれました。

今秋、私たちの町の山で遭難事故を起こされた人の投稿です。

私たちの町というか、、、そもそも広島には高山はありません。しかし、その低い山でも遭難事故は起きます。

そのことを仲間たちの前で何度も言っているので、この投稿をポスティングしてくれたのです。

この方の言っておられるように、彼の経験を軽率な登山をしないための警告として受け取らないといけないと思います。

    

東郷山の北斜面です。事故を起こされた場所はここより少し離れているはずです。

タカ長が仲間とともに山グループを立ち上げてから23年が過ぎました。

この間、事故だけは起こさないように留意してきました。

当たり前のことですが、山で事故を起こして喜ぶ人はいません。そのため、それぞれの人が注意しながら歩いているはずです。

その仲間たちより少しだけ多くの登山経験を持つタカ長は、何かの予兆を感じたとき、すぐに注意してきました。

僭越かも分かりませんが、それが経験者の務めだと思っているからです。そして、、、

そのやり方はいつも直球勝負、それもど真ん中での勝負です。

そのようにするのは、山での事故は白か黒、100かゼロしか無いと考えているからです。

重大事故はいけないが、小さな骨折や足の捻挫などはOK,というものではないからです。

すべて白でなければならないからです。そこにはグレーとか玉虫色はあってはならないのです。

そのように考え、直球勝負に頼るしかないのは、タカ長に語彙能力が無いからかも分かりません。それを指摘されたら返す言葉もありませんが、、、

とにかく、そのようなわけで、何かを感じたら即、ど真ん中に直球を投げこんできたわけです。

          

フィルムカメラ時代に四本杉の前で撮った写真です。この写真では分かりませんが、奥にある四本杉は「一見の価値あり」の巨木です。

この投稿者の例でいえば、お目当ての四本杉に出会えないのにひき返せない、、、、、

よくあるパターンですが、タカ長が気にかけているのはその前の段階です。

この方のことは分かりませんが、私たちの例でいえば、私たちの行動そのものが前のめりになっていると感じることがよくあるのです。

野球にたとえたらフォームがくずれて、本来のプレーが出来ない状態になっている、ということでしょうか?

そのような時にたとえ2~3メートルでも道を間違えると、歯止めがきかなくなって、、、

そして、今のことばでいう「正常性バイアス」とかにつかまって深みにはまり、ついには遭難ということになるのでは、、、、。

そのように考えているので、何かを感じたら直球勝負してきたのです。

    

四本杉から登って来る仲間を稜線から撮ったものです。

この四本杉には東郷山の北麓の集落からも登って行けますが、そのルートは私たちにはアクセスが悪いので、別ルートから東郷山の山頂に登ったあと、四本杉を見に行っています。

ところが、そのルートが悪くて、、、、

下り50分、登り30分、、、、、その数字は正確に記憶していませんが、とにかく、足場が悪くて下るほうが登りより時間がかかるのです。

そのようなルートですから、豪雨で崩れたところがあれば迷っても何の不思議もありません。

私たちのようにマイナーな山を歩くものは、こと道迷いに関してはメジャーな山を歩く人以上に気をつけないといけないと思っているのです。

だから、何かを感じたら直球勝負になるのですが、、、、

歳をとってその直球の威力が衰えたのか、今では空振りをとるのが難しくなってきました。

タカ長も来年は80歳、往年の威力が無くなっているので、そろそろ直球勝負は止めたほうがいいのかなぁ???


雪の山(?)へ行ってきた

2018年12月18日 | 山歩きから
雪の山へ行って来ました。

と、書いたら笑われるだろうなぁ、、、、。というのは、、、、

まぁまぁ急がない、急がない、、、、、。

    

仲間たちとの裏山歩き、今日は18名が参加しました。

いつもの道をいつものように歩いて、、、、

    
          

急登の道を登り牛池を目指します。

といっても、この写真は順不同です。とにかく登って、牛池林道に出て、歩いて行くと、、、、

    

何やら白いものが見えます。仲間たちが「ブログ、ブログ、、、、」と声をかけます。

この雪を今日の記事にしろ、というリクエストです。

ということで、このような写真を何枚か撮ってから牛池に行きました。
    
    

牛池のそばでは先着した仲間たちが休憩していました。

この雪を前に記念撮影をしてからさくらの里に向かいました。

雪を踏みながら、と言いたいのですが、それほどの雪はありません。

わが裏山でも、膝くらいまでの積雪を記録したことはあります。

牛池に人頭大の石を投げこんでもびくともしないくらいの氷が張ったこともあります。しかし、最近はそのようなことはないようです。

    

雪を踏む、といってもこの程度の雪ですから、これでは雪の山へ行ってきた、とは言い難いですね。

それでも私たちには嬉しい初雪です。

    

さくらの里も薄化粧していました。

この景色を見て、ほんの少しだけの日向ぼっこを楽しんでから、東亜の森経由で帰りました。

本日の歩数は11,500。

いつもの駐車場に帰ると「それでは良いお年を、、、、」というような声も聞かれました。

年の瀬になると何かと多忙な人も多いのでしょうが、タカ長は年中ヒマなのであと何回か山に行くつもりです。

いまの予報では雪の山(?)を歩くのは、これが今年の最初で最後になりそうです。



変わりやすい天気の中を

2018年12月17日 | 山歩きから
    

いつもの駐車場から見るまわりの山です。この時間は晴れていました。

今朝は少しだけ裏山を歩くつもりでいたら小さな雨が降ってきて、出発時間を遅くしました。

それが正解だったようで、太陽の光の中をスタート、、、、、。

そこまでは良かったのですが、山道を歩き始めたら小さな雨が降ってきました。しかし、雨具が必要な雨ではありません。

その雨もすぐに止んだようです。

久しぶりに白樫尾根を登って障子岩に行き、安芸の宮島を撮影しました。

    

中央の峰が弥山です。私たちには見慣れた風景ですが、少しだけ雲があるだけで写欲を刺激されます。

ここで10枚くらいの写真を撮りました。

    

ズームインして撮ったものもありますが、帰宅してパソコンでチェックしてみると、ズームしすぎも良くないようでした。

ここまでノーストップで登ってきて、このような写真を撮っただけで牛池に向かいました。

    

牛池で撮ったのはこのような写真を数枚だけ、すぐに下山開始です。

子どもみたいですが、山に行きたいと思った日はとにかく行きたいのです。

場所も距離も関係なし、登山靴を履いて山道を少しだけでも歩けばそれで安心するのです。

ということですぐに下山開始、椿尾根を下りていつもの駐車場へ帰りました。

    

ザックをおろして、登山靴を脱ぎ始めたら小さな雨が降ってきました。

降ってみたり、晴れたり、天気がハッキリしませんでしたが、雨による実害はありませんでした。

いつもより遅い出発でしたが、いつもより早く11時には車に帰りました。

それでもスマホの歩数計は9800歩、タカ長には丁度いい朝の裏山歩きでした。



災害の爪痕

2018年12月16日 | 山歩きから
    

12月14日の竜ヶ岳登山です。

大梅山の尾根はいると展望が開けてきます。

その尾根の右下には山陽自動車が走っていますが、、、、、

    

その向こうの山肌には何かの爪痕が見えます。

今年の夏の豪雨で山肌が流れた痕です。

    

ズームインしてみると、北海道厚真町の地震災害の痕を見ているような気がしました。

テレビ報道で見る限り、厚真町のほうがはるかに大規模ですが、ここも爪痕が1本や2本ではありません。

今年の土砂災害に関していえば、私たちの町は蚊帳の外の状態でした。

東側の、広島市の市街地から呉線沿線にかけての状況はテレビで連日報道されましたが、、、

山口県のことはあまり報道されなかったように思います。

今年の夏はあちらでもこちらでも自然災害があったことを思わせる風景です。

     

今年1年をあらわす漢字一文字はに決まりました。

嬉しい漢字ではありませんが、この選定には皆さん納得されるはずです。

地球の温暖化がさけばれ、気候の振れ幅が大きくなっている現状では、来年が安泰である保証はどこにもありません。

そのことを考えると、本当に気になる爪痕です。

あの山はたしか枡形山の稜線のはずで、あの尾根もいつか歩いてみたいと考えていました。

幸いなことに人的な被害はなかったようですから、自然災害の一端に触れるために、あの尾根を歩くは意義あることかも分かりません。

来年行ってみようかなぁ、、、、、。

といっても、マイナーな山なので記録が少ないのが現状です。

登山はいいけど

2018年12月15日 | 山歩きから
       

仲間が送ってくれた写真を、最近買ったソフトを使っていたずらしました。

タカ長以外は全部ぼかしています。

このようにぼかしを入れたり、モザイクや不要なものを消したり、このソフトは遊べそうです。

    

これも仲間が送ってくれた写真です。この時間は晴れていました。

今日も晴れましたが、タカ長は山に行かないでスマホの勉強(?)をしています。

といっても、九州の鳥友に「お好み焼きを食べにこ~い」というようなメールを送ったり、、、、

要するにお遊びです。でも、メールをするにもタップするところが小さいので、そしてガラケイとは画面も違うので、、、、、

そのようなことになれるのも「勉強」と言う訳です。

タカ長の携帯は渡りの季節には忙しくなるので、ヒマなこの時期になれておかないといけないのです。

    

さて、今日の話題です。

朝から晴れているのに裏山に行かないのは、今日は休養日にしたいからです。

昨日は星二つの山を歩いたので、今日はお休み、、、、、。

その気になればいつでも裏山に行くことが出来ますが、連チャンして体を追い込むことが良いのかどうか、いつも考えます。

運動生理学の資料を見ても、高齢者の遭難事故が増えているというような記事を見ても、そこに紹介されているのは70歳までのデータです。

それ以上の、タカ長のような80歳の人のデータ、というか、、、

そもそも色々なグラフを見ても80歳まで書かれていません。

ということは、70歳をすぎたら自分で判断しろ、ということなのでしょうか?

    

私たち山グループの平均年齢は、いくらひいき目に見ても、各種データの外になります。

データの外で山歩きをしているのですから、具体的なことは自分の体に聞け、ということかも分かりません。

そのため、山と山のあいだが空き過ぎてもいけない、、、、

過密になってもいけない、、、、

骨のない山では面白くないが、きつい山では膝を痛めそう、、、、、

等々いろいろなことを考えてしまいます。

    

竜ヶ岳をバックにした仲間たち。

若い登山者からみたら危なっかしいのでしょうが、同年代の年寄りからみたらウソみたいに元気です。

その元気の源は山歩きであることは間違いありません。

だから、山歩きはいいなぁ、、、、、、と思いますが、、、

その匙加減は人それぞれで、具体的な山選びになるといつも気にかけています。

何しろ私たちは「アウト.オブ.ザデータ」の世界を生きているのですから、、、、、。


小さな山ですが、、、

2018年12月14日 | 山歩きから
スマホから投稿したように、今日は山口県の竜ヶ岳に登りました。

山陽自動車竜ヶ岳トンネルの真上にある山です。標高は365.5メートル、玖珂町の里山ともいえる小さな山です。

しかし、山と渓谷社の分県登山ガイドによると体力度は星二つというレベルになっています。

あのマークが二つある山は山口県でも、広島県でも最高ランクになります。

その山に登ってきました。

    

パストラルホールの駐車場から歩き始め、まず最初に大黒山を目指します。

その登山道のそばにある岩峰です。遠くの山は蓮華山。

    

その岩峰を見ながら高度をかせぎ、大黒山の稜線に出ます。

気になるほどの登りではありません。そのあたりまでは体力度を云々することはありませんが、、、、

    

そこから竜ヶ岳まではけっこうアップダウンがあります。

この画像をみると岩場を下りているように見えるかも分かりませんが、ここも普通の道です。

このようなアップダウンをくりかえし、竜ヶ岳の近くではトラロープに助けられる急登もあります。

だから体力度が星二つにランクされるのでしょう。

    

前方のピークが竜ヶ岳です。

あそこまで長い縦走。

この山には何度も登っていますが、、、、縦走路の近くが山火事で焼けたことがあります。

前回行ったときは丸裸のところがありましたが、そこにはヒノキが植えられていました。

その他のところの木も成長していました。チョットご無沙汰するだけで山の様子は変わっていました。

今日のメンバーは少数精鋭(?)だったので、問題なく山頂に到着しました。

    

復路は大梅山の尾根を歩いて出発点に帰りました。

シッカリ歩いたつもりでしたが、駐車場に帰ってスマホを見たら16,300歩、特に気にするほどの歩数ではありません。

小さな山ですが、体力度が星二つなのは、やはりあのアップダウンがあるからでしょう。

私たちには丁度良い日帰りの山でした。