タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

小さな山歩き

2018年12月09日 | 山歩きから
折敷畑山(おしきばたやま)に登りました。

といっても、この山のことを知っている人は少ないはずです。

この山は大内陶氏と毛利元就が戦った古戦場として、その名前だけは若いころから知っていました。しかし、実際に登るのは今日が初めてでした。

毛利元就はこの戦に勝ち、翌年の厳島合戦にも勝利して、戦国大名にのし上がって行きました。その出世物語の始まりになる合戦になるのでしょうか、とにかく、そのような古戦場がある山として知っていたのです。

    

登山の始めはこの速谷神社の参拝。

ここまでは友だちに無理を言って連れてきてもらったので楽勝でした。

久しぶりに速谷神社を参拝したあと登山開始、先ずは団地を抜けて山陽自動車道のトンネルをくぐり、登山口に向かいます。

    

初めて登る山ですが、ここまで簡単に来ることが出来ました。

山道に入れば問題になるようなところはなくて、、、、、

    

ほどなく、鉄塔近くの展望地に出ました。

前に見えるのが安芸の宮島です。このような展望が得られるのはここだけでした。

あとは落葉樹の下の掘割道を登って行く感じです。

 

登って、登って、、、、といっても小さな山なので問題になるところはありません。

最初に目指すのが365.5メートルの峰で、最終目的地の折敷畑山は標高は455メートルしかありません。

要するに小さな山歩きです。

    

古戦場跡につきました。

山ですから多少の急登はありますが、傾斜そのものは問題ありません。

問題があるとしたら落ち葉が積もっていることでしょうか。落ち葉は滑りますし、その下に何があるか分かりません。

小さな山でも絶対に安全な山はない、、、、と言われる一つの理由がここにあると思っています。

マイナーな山で、登山者は少なくて、、、、そう、今日は誰にも会いませんでしたが、、、、そのような山は落ち葉が積もって滑りやすいという難点があります。

今日相手をしてもらったのはいとこです。同い年でしょっちゅう一緒に遊んでいたいとこです。

彼が登山を始めたのは私たちの山グループに加わってからですが、タカ長の記憶の中には子どものころ一緒に山で遊んだことがシッカリと残っているので、、、、

何かしら、青春のころから一緒に登山をしていたような気がしました。

    

それはそれとして、、、、

今日は新年初登山の下見のつもりで登ったのです。しかし、市街地の山なので車利用では駐車場の問題があるし、、、、

公共交通で来るとしたらアクセスが悪すぎました。

今日は友だちに送ってもらったので、行きだけは助かりましたが、下山してからバスでJRの駅へ、、、列車に乗って町の最寄り駅まで帰ってもバスがなくて、、、、

1時間以上バスを待つのなら、、、、え~ぃ、歩いてやれ、、、、という気持ちになって団地のふもとまで徒歩で帰りました。

というように、折敷畑山そのものはいい山でしたが、アクセスは悪すぎました。

さてさて本番はどうしましょうか?一つのプランを確定するまでには色々な気苦労があるものです。