タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

市街地を展望しながら

2018年12月24日 | 山歩きから
    

広島市の市街地を展望しながら小さな山歩きをしてきました。

2月に予定しているファミリー登山の下見のための登山です。年の瀬になると誰かに同行してもらうのもはばかられ、独りで歩いてきました。

裏山以外では久しぶりの単独行です。

歩いたのは広島市の西、宗箇山から己斐の茶臼山まで、、、、、

JR可部線の三滝駅からスタートして、山陽線の己斐駅まで歩きました。

そのように書くとロングコートを歩いたようにみえますが、歩数にすると17,000歩たらずでしょうか、裏山並みの歩数です。

この画像は最初の目的地、宗箇山に登る前の展望地からの風景です。そして、、、

    

これは宗箇山の山頂からの展望です。遠くに広島湾の海が見えています。

ここまでが三滝駅から1時間半の登りでした。

ここでおむすび1個食べるだけの休憩。はるか向こうに見えている茶臼山に向かいます。

    

ズームするとこのような感じです。あの二つの峰を目指します。

ついでに言えば、左の川が太田川放水路で、その左岸に見えているのが旧広島空港です。

あそこから飛び立って羽田に行けるときは便利でしたが、今の広島空港は山の中に移転しています。

そのため、私たちには不便になり、最近は岩国空港を利用する広島人が増えている、と聞きました。

    

あの峰を目指して歩く道はとても歩きやすい道でした。

今日最後の展望地からの市街地です。

今日の下見の結果では、ファミリー登山の時もここまでは案内したほうが良さそうな、、、、、

そのように思いました。詳細は関係者と相談して決めることになります。

    

ここから先は初めて歩くコースになります。

いったん住宅地に下りてから再度山に入ります。その入り口で苦戦するかなぁ、と覚悟していましたが、簡単にルートを見つけることができました。

それはいいのですが、初めて歩くコースは実際より遠く感じられるようで、、、、、

茶臼山(己斐城址)についた時はホッとしました。

    

己斐城址本丸跡から見る市街地です。

小さな城跡です。このそばにある二の丸址などはタカ長邸の敷地より狭い感じ、、、、、、、と言ったらウソになりますが、感覚的にはそのように狭く感じました。

古い時代の小さな城とは言っても、、、ここにそのようなものが建つの???

というような気がする城跡でした。

    

その説明版です。郷土史を勉強していないタカ長は何のコメントも出来ませんが、、、、、、

    残る名に かえなば何か 惜しむべき

         風の木葉の 軽き命を


という城主の辞世の歌は、この時期に読むと、よりもののあわれを感じさせます。

この城址を下りると今日の山歩きは終わりになります。

小さな山歩きでしたが、今日のコースの中には杉や檜の人工林がまったくなくて、とても雰囲気の良いコースでした。

ファミリー登山とは別に、仲間たちといつの日か歩きたいコースです。