天涯の花・キレンゲショウマ
宮尾登美子さんの小説ですっかり有名になったキレンゲショウマ。これだけ有名になると人を呼ぶことが出来ます。登山者を呼ぶことが出来ます。
四国の高峰・剣山。その北側の斜面にひっそりと咲いています。前回は少し早すぎたのか花はほとんど咲いていませんでした。そこで学習して2度目のキレンゲショウマ詣で、今度は当ったようです。
一面の花畑に見えますが、本当は剣山北面の狭い一角です。鹿の食害から守るためにネットで囲まれています。(写真の左下)そのネットを写さないためにはアップで撮るしか方法がないようです。
アップで撮るためには美しく咲いている花を探さないといけないのですが、しかし、現場は足場の悪い山の斜面です。そして何より花を傷めることは絶対に避けなければなりません。撮影することが許されるのは登山道からだけです。そのように考えると撮影できる花は思ったより少ないものです。
画面がすっきりした写真を撮りたい私にはお気に入りの一枚です。
これもお気に入り、と言いたいのですが、パソコンに映して初めて分かりました。写真を撮るときは花にピントを合わせることに集中していたので気がつかなかったのですが、背後の木漏れ日が邪魔なのです。あそこが黒くつぶれていたら傑作だと思うのですが、、、、これでは失敗作ですね。
もっとも現場でそのことに気づいていても、足場の悪いところでしたから、あの木漏れ日をうまく処理することは出来なかったはずです。
花には花の時期があります。タカの渡りが年中見られないのと同じです。そのためにある山のある花に照準を合わせると、他の花を見ることは出来ません。それだけにこのような写真が、花の時期とタイミングが合った時に撮った写真が貴重になるのだと思っています。
今年は北アルプスでコマクサの写真を撮るつもりですが、そうするとこの天涯の花を今年撮るチャンスはなくなるのです。
この花園までは見の越からリフトを利用すると比較的簡単に行くことが出来ます。そのことは有難いのですが、簡単に行けると言うことは、不心得者も簡単に行くことが出来る、と言うことなのです。
この花園があらされることのないように願ってやまないタカ長です。
宮尾登美子さんの小説ですっかり有名になったキレンゲショウマ。これだけ有名になると人を呼ぶことが出来ます。登山者を呼ぶことが出来ます。
四国の高峰・剣山。その北側の斜面にひっそりと咲いています。前回は少し早すぎたのか花はほとんど咲いていませんでした。そこで学習して2度目のキレンゲショウマ詣で、今度は当ったようです。
一面の花畑に見えますが、本当は剣山北面の狭い一角です。鹿の食害から守るためにネットで囲まれています。(写真の左下)そのネットを写さないためにはアップで撮るしか方法がないようです。
アップで撮るためには美しく咲いている花を探さないといけないのですが、しかし、現場は足場の悪い山の斜面です。そして何より花を傷めることは絶対に避けなければなりません。撮影することが許されるのは登山道からだけです。そのように考えると撮影できる花は思ったより少ないものです。
画面がすっきりした写真を撮りたい私にはお気に入りの一枚です。
これもお気に入り、と言いたいのですが、パソコンに映して初めて分かりました。写真を撮るときは花にピントを合わせることに集中していたので気がつかなかったのですが、背後の木漏れ日が邪魔なのです。あそこが黒くつぶれていたら傑作だと思うのですが、、、、これでは失敗作ですね。
もっとも現場でそのことに気づいていても、足場の悪いところでしたから、あの木漏れ日をうまく処理することは出来なかったはずです。
花には花の時期があります。タカの渡りが年中見られないのと同じです。そのためにある山のある花に照準を合わせると、他の花を見ることは出来ません。それだけにこのような写真が、花の時期とタイミングが合った時に撮った写真が貴重になるのだと思っています。
今年は北アルプスでコマクサの写真を撮るつもりですが、そうするとこの天涯の花を今年撮るチャンスはなくなるのです。
この花園までは見の越からリフトを利用すると比較的簡単に行くことが出来ます。そのことは有難いのですが、簡単に行けると言うことは、不心得者も簡単に行くことが出来る、と言うことなのです。
この花園があらされることのないように願ってやまないタカ長です。