タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

5月13日のコジェド

2009年07月05日 | タカの渡り観察
コジェドを飛び立った群がいつタカ長観察地に現れるか?

 5月13日、私たちはコジェドで大きな群れを観察しました。朝はほとんど飛ばない状態、辛抱のない人は昼には帰ってしまうパターンです。

 ドラマは14時頃から始まりました。



 マンサンからハチクマが湧き出してきました。次から次へ沸騰しているような感じです。写真は良くないですが証拠写真としてご覧下さい。



 その群が尾根を離れ、流れ始める頃に苦労してカウント。しかし、相手は私の思惑通りには飛んでくれません。やっと苦労して数えて、、、、



 マンサンを見るとまたまたハチクマが湧き出しています。これを数えるの?嬉しい悲鳴。

 このような状態が1時間も2時間も続きました。

 この日の数字は携帯メールでトビ吉おじさんに送り、トビ吉おじさんはホームページを更新、、、、このようにして韓国で大きな群れが出たことは関係者の知るところとなります。

 しかし、速報値なので何時に何羽出た、と言うような詳細は日本には知らされていませんからタカ長観察地のメンバーは首を長くしてハチクマの到着を待つことになりました。



 結局翌日の5月14日には到着しないで、翌々日の5月15日にその群がタカ長観察地に現れたようです。これがその日のグラフです。

 この先は詳細なデータが分かってからのトビ吉おじさんの推定です。



 コジェドを飛び出したハチクマはこのようなルートを通って九州や中国地方に渡ってきているはずです。その間の距離を計算し、当日の気象データからハチクマの飛行速度(対地速度)を推定して、各地の観察に現れる時間を求めるのです。



 コジェドを14時~16時に飛び立ったハチクマはその日のうちに対馬まで渡ったはずです。当日の海上の風はハチクマにとって都合の良い、美味しい風が吹いていたと言う情報をトビ吉おじさんはネットから得ています。その風に乗って渡れば時速40km/h~ 55km/hで飛ぶことが出来るから対馬に渡ることができる、と言うのがトビ吉おじさんの推定です。



 翌日の5月14日に対馬を飛び立ったハチクマがどこまで渡るか?
 北九州には行くことができるが、その日のうちにタカ長観察地には到着しないのではないか?トビ吉おじさんの推定ではその群は山口県のどこかに塒をとり、15日にタカ長観察地に現れた、と言うことです。

 そのようなことをシーズン終了後にデータを並べ、推察しているのですが、この話の詳細はこのブログにはなじみません。そのためここでは私たちがあれやこれやと推察しながらタカの渡りを楽しんでいると理解していただければ結構です。

 このような話はトビ吉おじさんの独壇場でタカ長が出る幕は無いのです。このような話題に関心のある人は渡りシーズンにタカ長観察地にお出で下さい。トビ吉おじさんが微にいり細にわたり説明して、皆様を煙に巻いて差し上げます。



 例によって最後はソンヒョン君の写真で閉めることにします。彼はインチョンに家を買いこの週末、つまりいま頃家族を呼び寄せて水入らずの生活に入っているはずです。

 しっかりした拠点にたった彼のこれからの活動に期待しましょう。

とんだ死角

2009年07月05日 | 日々雑感
こんな死角もあります。ご注意を!



 拙宅のガレージ、しかし、車は「わ」ナンバー。

 我が愛車は緊急入院中なのです。

 金曜日に十方山林道を歩きました。そのときエスティマのトランクを閉めるときに誤ってリュックサックのベルトを挟んでしまったのです。

 現地についてもトランクは開かない。仕方なく荷物は三列シート側から取り出し、そのリュックサックはベルトを切って取り出し、山歩きは予定通り済ませたのですが、、、、、、。

 どうしても開けることが出来ないので夜になってディーラーに電話したら、、、、
 「その状態で放置しておくと半ドアー警告灯がつきっぱなしになってバッテリーがあがることがあるのでいまから車を取りに行きます」と言う返事。夜遅くなって我がエスティマは入院してしまいました。

 昨日の土曜日、夜になってディーラーから電話。
 「うちのものに見させたのですが良い方法が見つからない。明日板金屋さんが来るので違った目で見てもらいます。もう一日車を預からせてください」

 あのままトランクが開かない状態では不便で困ります。まだ廃車にするような車ではないし、リュックサックのベルト何センチかで廃車なんて出来るわけがありません。

   百歩も千歩も譲ってトランクを絞め殺しにしても、警告灯の問題が残ります。警告灯を切ってしまったら他のドアーが半ドアーになったときに気づかないことになります。切らないといつもバッテリー切れの不安を抱えていくことになります。バッテリーをあげないために用も無いのに車を動かすのは費用面でも、排出ガスの問題から言っても許されないような気がします。

 荒療治で直したとしても傷が残るか、それとも請求書が残るか、、、、。両方残ったら目も当てられません。

 この問題、どのようになるか分かりません。人の車に乗るのがあまり好きではない私は今日も車無しの生活をすることになるのでしょうか?

しっかり出来ている我がエスティマですが、ベルト一本で動きが取れない状態になるのです。

 とんだ死角があったものです。皆様もご注意を、、、、、。