タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

夏山の準備に入っていますが、、、、

2009年07月24日 | タカの渡り観察
天気が安定しなくて困っています

 今日も雨になりました。
 明日以降の予報を見ても晴続きは望めないように思われます。再来週は私たちの夏山登山ですが、それまでに梅雨は明けるのでしょうか?

 来週梅雨明けすれば、私たちは梅雨明け十日と言われる、安定した天気のもとで夏山登山ができることになるのですが、、、、、、。

 あれこれ言っても仕方ないのでいろいろな局面を想定して準備することにしています。



 まったく関係のない写真を取り出してみました。ニュージランドのマウント・クックの夕景です。氷河が赤く染まっています。



 同じくマウント・クックの朝焼け、モルゲンロートです。ホテルの窓から撮りました。早起きは三文の得、朝寝坊した人はこのような写真を撮ることが出来ません。



 この山に限ったことではないのですが、外国の山は登山者の登る領域とトレッカーが行ける領域がハッキリ分かれているところが多いようです。ヨーロッパアルプスにしてもロッキー山脈にしても、、、、、。もちろんニュージランドでも同じことが言えます。



 ところが日本の山はなだらかなので、登山者が登る領域とハイカー、トレッカーが行く領域の区別が付けにくいのです。トレッカーだけでなく一般観光客も同じような山に入って行くことができるのです。

 先日大雪山系で大きな遭難事故がありましたが、その下敷きの部分にはツアー登山を主催する人もそれに参加する人も、その線引きが出来ていないことが指摘できると思います。

 現に今回の登山ツアーに観光気分で参加した人もいた、と言う報道もありました。山に登りたい気持ちは良く分かりますが「登りたいという気持ち」と「登れる」と言うことはまったく違うのです。そのあたりの事情があいまいになりがちなのが日本の山なのです。

 今回の遭難では法的には主催した旅行会社の責任が問われることになるでしょうし、その責任が厳しく問われても仕方ありません。それだけの事を起こしたのですから、、、、、。

 だからと言って参加者のほうにまったく責任がないかといえばそれはウソになります。この判断は刑法の問題ではないのですが、登山ツアーに参加する人が「登山は自己責任」と言う認識があったかどうか、そのことは刑法の話とは別に登山のあり方を考える上で厳しく追求されるべきだと思っています。

 話が横道にそれましたが、、、、早く梅雨明けして欲しい、、、、、、

 私たちの夏山はもう始まっているのです。天気の推移が気になって仕方ないのです。

 自慢たらしく言えば、今回のツアーに参加した人のなかに現地の天気の推移を10日も2週間も前から注意していた人がいたのか、確かめてみたい気分です。