タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山には涼しい風が、、、、、、

2008年08月22日 | 山歩きから
山には涼しい風が吹いています

 今日のタカ長たち、いつものように裏山を歩いてきました。気にしていたタカ長観察地のさくらの葉は、先日ブログで紹介した食害もあれ以上は広がっていない感じです。先ずは一安心ですが、このまま観察終了まで日影を提供してくれるのでしょうか?



 今日のお目当てはこれ。ウワミズザクラの実を食べることでしたが、小鳥たちにほとんど食べられたあとでした。



 前回行ったとき試食したら、なかなかいける味だったので期待して行ったのですが、この程度しか残っていないのでは、小鳥たちの食べ残しを頂くこともできませんでした。

 

 ところでこの裏山、歩くたびに木が倒れている感じです。台風が来たわけでも、強い風が吹いたわけでもないのですが、次々と腐食した木が倒れています。この裏山では先日白馬大雪渓で起きたような崩落事故の心配はありませんが、倒木のことはいつも注意しておかないといけないようです。



 倒木でもこのように可愛いものならよいですが、時にはびっくりするような大きな木が道をふさいでいることがあります。あんなものが倒れてきたら、、、、、

 休憩するところは倒木の心配の無いところ、と決めて休憩地を選んでいます。

 ところでこの穴はだれがほったものなのでしょうか?コゲラがほった穴としては大きいですか?とするとアカゲラ?
 こうして間じかに見ると頭を抱えるタカ長です。

秋の渡りは始まっているはずですが、、、、、

2008年08月20日 | タカの渡り観察
渡りは始まっても原油高ですから、、、、、、

 ガソリンが上がって困りますね。140~150円くらいまではあまり意識しませんでしたが、200円近くなると意識せざるをえません。倍率にすれば1.3倍くらいのことですが、心理的には3倍も4倍も高くなったような気がするのはタカ長だけでしょうか?



 今回もタカ長観察地の若きエースの写真を使わせて頂きます。わがカメ吉おじさんはカメラをいじるのは好きでも、写真を撮るのは好きでも、それから先はタカ長の思うような処理をしてくれません。カメ吉おじさん、最後まで面倒を見てくださいよ!



 おいおい、出す写真が違うのではないか、ですって。まぁ、あまりかたいことは言わないでもう1枚見てください。



 タネも仕掛けも無いサシバの写真です、ね。それで間違いないですね?

 最近のタカ長は暑さにアテられ気味ですから何を言い出すか分かりませんが、今日の話はサシバの話ですから写真の選択は間違いないはずなのです。

 もうサシバの渡りが始まっているはずなのです。「はず」と言うのは原油高のため自分の目で確認していないからですが、これまでの御大の調査によると、この時期に山口県皇座山に行けば、国東半島に向けて渡るサシバが観察できるのです。



 しかし、ビンボーな年金生活者のタカ長はこれを待つことにします。これならもう少し我慢すれば、拙宅から歩いていけるところに来てくれるのですから、、、、。

一日でも早くタカの渡りを見たい人は山口県上関の皇座山に行ってください。
 おそらく日本でも一番早いタカの渡りを見ることが出来ますよ。

渡りの季節を前にして

2008年08月19日 | タカの渡り観察
渡りの季節を前にして

 

 タカ長観察地とはまったく関係ない、南の国での観察風景です。ARRCNのサイトに紹介されていた写真を使用させて頂きました。

若い人が多くて、、、、ギャルが多くて、、、、、

 こんなところで観察できたらトビ吉おじさんもカメ吉おじさんもがんばって、タカ長観察地の数字は急激に増えるのでしょうが、、、、、

 こんなことを書くとおじさん、おばさん、おじいさんはタカ長観察地に来にくくなりますかね。わが社の常連にはそのような気の弱い方は居られないようにお見受けしていますが。

     2004年    2254     3037
     2005年    3431     4378
     2006年    3115     3796
     2007年    3433     4318

 冗談はさておいて、この数字はマジメな数字です。
 タカ長観察地の秋期の観察結果です。左側の数字がハチクマの数。右側の数字はタカの渡りの総数です。

 ご覧のように2006年の数字が伸びていますが、全体的な傾向としては右肩上がりになっている、と言っても間違いなさそうです。

 その理由ですが、もっとも大きなのは観察者の数が増えていることだと考えています。タカ長観察地の周りの木も年々繁ってきて、少しずつですが視界は狭くなってきているように感じています。

 そうしたマイナス要因をカバーしてあまりある観察者の数の増加、と言うことでしょう。観察開始を前にして数値目標をあげることには何の意味もありませんが(何しろ相手は気ままなタカのことですから、、、)それでもあえて言えば、今シーズンも右肩上がりで、昨シーズンの数に若干でも上乗せすることを願っています。

タカ長観察地は老若男女大歓迎の観察地です。

 上の写真のことなど考えないで、老骨にムチ打ってお出で下さるようお願い致します。




 老骨だと! ひとこと多い、、、、

 まぁ、まぁかたいことを言わないで、お茶でも飲んで皆で楽しく観察しましょう。

今朝の裏山

2008年08月18日 | タカの渡り観察
毛虫の 季節が やって来た??

 タカ長観察地のニュースです。今年も毛虫がやって来ました。



 いまはまだ一部の枝の葉が食害を受けた程度ですが、、、、



 その部分をアップにしてもこの程度なのですが、これから食害が進めば観察地の貴重な日陰が無くなります。食害を受けている桜の木は一本だけではありません。観察開始を前に気になることです。

 今朝の観察地から見上げる裏山は中腹以上は雲の中。山の上には秋が来ている感じでした。もうすぐ山から秋が下りてくるでしょう。



 何の木か私には分からないのですが、かすかに色づき始めたものもありました。

 いつもの林道までの道すがら多くの小鳥たちの気配は感じましたが、実際に見えたのはアオゲラ♂とその幼鳥、コゲラ、ヒヨドリくらいのものです。メジロやカラ類がスギの森を飛び回っているようなのですが、、、、、、、、、暗くてハッキリ見ることが出来ませんでした。3ヶ所くらいはかなり鳥の濃度は濃いかったことは間違いないのに、、、、、、、、、、。

 気になる夏鳥ですが1羽も確認できませんでした。

 これからは小鳥の季節からタカの季節に移る、と言うことでしょうか?
 その日が待ち遠しいですね。

開店間近です

2008年08月17日 | タカの渡り観察
夕立に 生き返りたる 庭の花

 このところの雨で昨夕の拙宅の室温が28℃に下がりました。雨で生き返ったのは庭の花だけでなくタカ長自身なのです。



 涼しくなると頭がいくらかは回転して、タカの渡りのことも頭に浮かんできます。昨夕は四国へ帰省中のトビ吉おじさんに電話をしてこれからの段取りを相談しました。
 とにかく何があっても9月1日開店です。渡りが本格化するのは9月中旬以降になりますが、とりあえず9月1日開店です。



 雨の日はご覧のような裏山ですが、9月になればあの山の斜面でハチクマが帆翔してくれるはずです。最初から入れ込んで観察にはいると、渡りが本格化する頃にはバテ気味になるので、タカ長自身はゆっくりと観察に入っていくつもりです。おそらく今年の9月も暑くて35℃以上の日が何日もあるはずですから、、、、

 わが観察地最大で最高に楽しいシーズンが間もなく開幕します。
 とにかく9月1日開店です。皆さまのご来店を心よりお待ちしています。

墓参りに行ってきました

2008年08月16日 | 日々雑感
涼しくて 朝寝楽しむ 帰省かな

 女房殿の実家の墓参りに行ってきました。
 実家は県北の過疎の村、しかし、平成の大合併でいまでは立派に「市」となっています。
 標高はありませんが田舎の気温はわが団地とはまったく違います。朝夕は寒い(?)くらいで、タオルケットをかけて朝寝坊を楽しむことが出来ました。



 北側の部屋の窓を開けて撮っただけ。きわめて横着な取材(?)ですね。
 手前に写っているのはコスモス、もちろん昔は田んぼでした。その向こうの田も荒れたまま、これも減反政策のなせるわざでしょうか。



 国道54号線をはさんで向かい側には日曜大工センターの店が出来ました。この土地も女房殿の実家の田んぼでした。
 過疎の村では農業をする人がいないのですから、このように誰かが借りてくれることは大歓迎なのです。最大の理由は耕作しなくてよいから。スズメの涙ほどの借地料などは問題ではないのです。

 写真にはありませんが家の南側にも空地があります。たまに車を止めるくらいで何にも利用していません。
 その空地には小さな水溜りが出来て、そのためかどうかセグロセキレイが度々やってきます。

 あちらこちらにある空地や耕作放棄地を都会に持って行ける物なら大きな財産になるはずですが、過疎の村では何の値打ちもありません。

 これだけの土地が市中にあればタカ長ファンの皆さま全員に高額な光学製品をプレゼントできるのですが、、、、、、。

 過密と過疎、こんな日本に誰がしたのでしょうか????

 

タカの季節~序曲?

2008年08月13日 | 山歩きから
裏山の 風に吹かれて タカを見る

 毎日暑くて、ついに昨日はカメラを忘れて裏山に行きました。そのためこの写真は古いものです。連日の猛暑に免じてご容赦下さい。



 昨日のタカ長、仲間たちと裏山に登り、あの雲の下にある展望広場の東屋でのんびりとしたひと時を過しました。標高はたったの600mですが、そこには下界では考えられないような涼しい風が吹いていました。

 東屋に寝転んでいると何度かタカが現れました。一番近くでゆっくりと姿を見せてくれたのは残念ですがトビが3羽。しかし、それだけではありません。

 ハヤブサが2回も3回も出ました。3羽が時々鳴きなら飛んでいましたから、この山に西の岩で繁殖したのが飛行訓練をしているのでしょうか?詳しいことは御大に聞かないと分からないのですが、、、、、、。

 ハイタカ属と思われるタカも2~3度姿を見せたのですが、ほとんど目線の高さを横移動して木立に消える、一番識別しにくい動きばかりだったのでハイタカSPとしておきます。

 一番期待していたのはハチクマですが、、、、、、遠くを飛んだ翼面の白いタカの初列が黒く見えたのですが、すぐに木の向こうに消えてしまったのでこれもまた断定できませんでした。

 東屋での昼寝としては最高、タカの観察としては消化不良の、昨日の裏山でした。

 山には間違いなく秋の風が吹き始めています。タカの姿が見られるかどうかは保障できませんが、下界より涼しい風が吹いていることだけはタカ長が保障します。

 タカの飛行訓練を見に展望広場に行かれたら如何ですか?車でも行けますよ。

裏山でのんびりしました

2008年08月12日 | 日々雑感
緑陰に 風が幸せ 持って来る

 裏山に行って半日のんびりしてきました。朝から暑い日ざしがありましたが、山には涼しい風が吹いていました。



 どこにでもある普通の山の普通の山道。その道のそばにシートを敷いて、蚊取り線香に火をつけて、それで準備完了です。
 そこに行くまでに汗はかきましたが、ジッと動かないでいると汗は引いて、快い風を実感できるようになります。



 木漏れ日に光る目の前の苔は、昨日の写真のようなみずみずしさはありません。



 青いものでもこの程度です。苔には水が似合っていますが、このところの裏山は乾いた状態が続いています。

 ジッとしていたら風が吹いてきます。

 小鳥たちもやってくるのですが、この時期は忍者のごとく森の中を移動していきます。ほとんど声を出してくれません。

 ハッキリと姿を確認できたのはヒヨドリの幼鳥、ヤマガラ、そしてオオルリのメス?(本当はイマイチ自信がないのです)

 チラッと見えたのはヤマドリのメス???

 他にももっとたくさん鳥の気配は感じられたのですが、姿は見えませんでした。蝶か蛾みたいなものもたくさん飛んでいて、ハッとすることは度々あったのですが、、、、、。

 そうそう、頭上近くでタカの声がしました。オオタカの声なのかハヤブサの声なのか、平素タカの声をほとんど聞くことのないタカ長は自信を持って断定できないのです。クワッ、クワッ、、、、、というような声の前後に変な声がしていましたが、、、、。

 ここでタカの声を聞いたのは初めてです。似たような声が谷の奥から一度だけ聞こえてきました。

 そのようなことに気を配っていたら半日はあっと言う間に過ぎてしまいました。

 どこにでもある小さな森の話です。北の大地の針葉樹の森や東北の広大なブナの森と比べたら、、、、、、、とないものねだりをすれば、裏山の森などゴミみたいなものでしょうが、足るを知れば宝の山になるのだといつも自戒しています。

頬なでる 風さえあれば われ足れり

秋を探しに裏山へ

2008年08月11日 | 山歩きから
残暑お見舞い申し上げます

 昨日も猛暑日。これでは北京五輪のテレビ観戦に集中していても暑さを忘れることが出来ません。そこで今日はタカ長の裏山に秋を捜しに行くつもりですが、標高の低い裏山にはまだ秋の気配は届いていないかも分かりませんね。



 それならば、と思い古い写真を取り出しました。2007年6月15日、雨上がりの裏山です。せめて一雨来て欲しい、と願っているのですがいまのところその気配はまったくありません。





 雨に濡れた山の花に涼しさを感じていただきたくて古い写真を取り出しましたが、この程度の作品では涼しさは届かないでしょうね。

 先日裏山を歩いたときはサンコウチョウなど夏鳥の気配はほとんど感じることが出来ませんでした。
 多くは望みませんが、1羽か2羽でもそれらしい鳥を見たいのですが、、、、、、。

一日の始まりの前に、、、、

2008年08月10日 | タカの渡り観察
一日の始まりの前に

 山に行くと夜は早く寝ます。そのために朝の4時過ぎには目が覚めて、明るくなるのを待ちかねて外に飛び出します。





 その朝の散歩で、このような緑の中を歩くとそれだけで幸せな気分になります。この朝は珍鳥を見つけることは出来ませんでしたが、気温20度に満たない中で見ればカラ類を見るだけでも楽しいものです。

 8月6日、剣山の夫婦池のうちの雄池をめぐる散歩です。

 幸せ気分で写真を大きくしてみましたが、、、、どのようなブログになるのでしょうか?