タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

裏山でのんびりしました

2008年08月12日 | 日々雑感
緑陰に 風が幸せ 持って来る

 裏山に行って半日のんびりしてきました。朝から暑い日ざしがありましたが、山には涼しい風が吹いていました。



 どこにでもある普通の山の普通の山道。その道のそばにシートを敷いて、蚊取り線香に火をつけて、それで準備完了です。
 そこに行くまでに汗はかきましたが、ジッと動かないでいると汗は引いて、快い風を実感できるようになります。



 木漏れ日に光る目の前の苔は、昨日の写真のようなみずみずしさはありません。



 青いものでもこの程度です。苔には水が似合っていますが、このところの裏山は乾いた状態が続いています。

 ジッとしていたら風が吹いてきます。

 小鳥たちもやってくるのですが、この時期は忍者のごとく森の中を移動していきます。ほとんど声を出してくれません。

 ハッキリと姿を確認できたのはヒヨドリの幼鳥、ヤマガラ、そしてオオルリのメス?(本当はイマイチ自信がないのです)

 チラッと見えたのはヤマドリのメス???

 他にももっとたくさん鳥の気配は感じられたのですが、姿は見えませんでした。蝶か蛾みたいなものもたくさん飛んでいて、ハッとすることは度々あったのですが、、、、、。

 そうそう、頭上近くでタカの声がしました。オオタカの声なのかハヤブサの声なのか、平素タカの声をほとんど聞くことのないタカ長は自信を持って断定できないのです。クワッ、クワッ、、、、、というような声の前後に変な声がしていましたが、、、、。

 ここでタカの声を聞いたのは初めてです。似たような声が谷の奥から一度だけ聞こえてきました。

 そのようなことに気を配っていたら半日はあっと言う間に過ぎてしまいました。

 どこにでもある小さな森の話です。北の大地の針葉樹の森や東北の広大なブナの森と比べたら、、、、、、、とないものねだりをすれば、裏山の森などゴミみたいなものでしょうが、足るを知れば宝の山になるのだといつも自戒しています。

頬なでる 風さえあれば われ足れり