タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

暗黒地帯を行く

2014年06月16日 | 山歩きから
「暗黒地帯」を行くとはずいぶん大げさなタイトルですが、実はこのような意味なのです。

今日は相棒と新人さんと3名で隣町の山に行きました。山の名前は市間山と立岩山。

これらの山がある山塊は、芸北山群と呼ばれている広島・島根県境の山の南、芸北山群の南端になります。私たちの町から見ると当然のことですが、北側にある山なのです。県北の山というより県中の山、ということになるのです。

若いころの山歩きは芸北山群が中心で、県中の山には目を向けることはありませんでした。そのためこのあたりの山は、タカ長にとっては行ったことのない未知の山なのです。

先年相棒とその一部を歩いたことがあるだけで、今日登った東側からのルートはもちろん初めて、そのため「暗黒地帯を行く」としたわけです。

そのような状態ですから、そもそも登山口に行き着けるかどうか、そのような不安もあったのです。でも行ってみると、、、、思った以上に簡単に登山口につき、今回の目的地立岩山には簡単に着くことができました。

その写真をならべてみます。

    

    

    

登山口からしばらくは人工林の中を登りますが、すぐに落葉樹の下を歩くようになり、、、、、

    

コースタイムより速く市間山につきました。この山頂は森の中で展望はありません。

そこから立岩山まではブナなど落葉樹の森の中、、、、、。

    

  

この写真でもお分かり頂けると思いますが、、、、、

ところによっては1000mをこえる山の尾根を歩いている感じではなく、北海道かどこかの広い森の中を歩いているように感じせるところもありました。

この森の中の道は広島では貴重です。この尾根を歩けば2時間は落葉樹の下を歩くことになりますが、このようなところは県内にはほとんどないはずです。

    

立岩山の山頂からふり返る市間山です。

    

北側に目を向けると広島では有名な十方山。眼下には立岩ダム。

展望が楽しめるのはこの山頂だけですが、、、、

森の中を歩くこのコースは、、、、、夏は日差しを避けることが出来るし、秋は紅葉、、、、、そして落葉したあとの明るい森を歩くのも最高で、、、、

この山はもっと持った歩いても良いのではないかと考えながら山を下りました。