タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

女亀山に登る

2014年06月03日 | 山歩きから
昨日、植物の先生(?)と広島・島根県境にある女亀山(めんがめやま)に登ってきました。

まずその位置です。

    

といっても県外の人には分かりにくいでしょうが、、、、、右端が国道54号線で赤い線の切れている女亀山の右が赤名トンネルです。画像の左端が江の川、その川に沿うように三江線が走っています。

県境を示す点線が見えていますね。その点線の上が島根県、下が広島県です。

    

軌跡が少し乱れていますが、、、、、、今回登ったのは岡三淵集落から。この軌跡の左下から右上に単純往復しました。コースの半分は林道歩きになります。

この山には過去2回登っていますが、このコースを登るのは初めてです。林道歩きというのが嫌だったのですが、、、、、、、実際に歩いてみると、、、、、、

    

    

このような感じの道で、アスファルト舗装の道を延々と歩かされる、というようなところはありませんでした。道中植物観察ができますし、、、、、、タカカノはワラビやフキを採ったり、、、、、、とにかく楽しい林道あるきでした。

    

岡三淵集落には人家も多くみられますが、、、、、、ほとんど人影が見られなくて、、、、道のそばのフキを採っても叱られそうな雰囲気はありませんでした。林道ばかりではありません。集落の中の道のそばにもたくさんのフキがありました。採る人がいないのかも分かりませんん。

この時期は、フキを採るには少しだけ遅い感じですから、、、、、、、、来春には山菜など採りながらこの山を歩くということにしたいと考えながら歩いていました。

    

林道を離れ、山道に入り、沢沿いの人工林の中を登り、、、、

    

落葉樹が現れてくるとまもなく山頂です。

    

山頂も緑の中。大きな展望を楽しむ山ではありません。森を楽しむ山です。

山頂の近くではコルリがさかんに鳴いていましたが、、、、、、、、残念ながら姿は見えず、、、、です。

この登山で見た花の写真をコメントなしでならべます。

    

    

    

上の2枚は同じものですよ。念のため、、、、、、、、。

    

    

    

このあたり同じものが並んでいるのはお分かりですね。

    

    

そしてタニギキョウ。杉林の中にたくさん咲いていました。先日の奥滝山峡より少しだけよく撮れたように思うのですが、、、、、、、。

    

    

    

    

不親切に写真だけならべました。

この女亀山は玄武岩の山です。わが裏山のように、広島には多い花崗岩の山ではありません。そのため植物の相も違うようで、植物の先生も熱心に資料集め、、、、、、

といっても専門の人が興味をもたれることに、素人のタカ長は興味がわくわけもなく、、、、、、、彼の仕事をまつあいだ、タカ長が植物の写真を撮る時間を十分にとれたというわけなのです。

これらの花が玄武岩丘の花、、、、、という意味ではありません。

    

この女亀山に行く前に植物の先生は収集したいものを何種類もリストアップされていました。タカ長が見ても何のことか分からないようなものですが、聞くところによると今回の山行きでそれらの植物を収集することができたようです。

これらの資料は整理され、やがて植物公園の資料室におさまることになりそうですが、、、、、、

そのようなことをされる仲間と一緒に歩き、タカ長としては満足のゆく「下見登山」ができて満足、満足、、、、、フキやワラビを採ったタカカノも満足、満足、、、、、

もちろん植物の先生も大きな成果を得て満足、全員が満ち足りた気分を味わった女亀山登山でした。