タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

新年は訃報から

2013年01月04日 | 日々雑感
今年の正月は喪中を口実に文字通りの寝正月。

4日に裏山を歩いて今年の活動を始めるつもりでしたが、、、、、昨日親戚から訃報。昨夜のお通夜、今日は告別式ということになりました。

   

昨夜のお通夜でお寺さんが話された火宅無常と言う言葉が頭に残っています。と言っても、正直言ってあまり上手な話し方ではなかったので、住職さんが話されたことはほとんど覚えていません。

「この世は、ひさしに火のついた家に居るように、常のない、不安な世界である。ただ、阿弥陀如来の本願だけが、不変不壊の絶対の幸福に救いたまう、真実なのだ」


ネットによるとこのように説明されていますが、、、、、、、、

その言葉を聞いて最初に頭に浮かんだのは、その仏教的な説明とはまったく別のあのタイタニック号のこと。

氷山に衝突して、船は浸水を始めているのに上のホールではセレブな人たちが豪華な食事やダンスに興じている。そのことを頭に浮かべました。

日本では屋根が燃えている家の一階で遊んでいる。西洋では上下が逆になっていますが、やっていることは同じ。そして、、、、このたとえを考えるときいつも思うのは「宇宙船地球号」のことなのです。

地球号は浸水を始めているのに、、、、、上の船室は燃えているのに、、、、、そのことを知ってか知らずか、、、、相変わらず我欲ばかり言いはっている地球船の乗員たち。

   

宇宙船地球号のことを論ずるには諸事勉強不足ですからここではそれ以上触れないとして、、、、

要は変わらないものは何も無いと言うこと。夏には青々と光っていた葉も冬には枯れ、美しく光っていた実も地に帰っていくと言うこと。

ならば、、私も、、、、、少しでも輝いているときに、少しでも多くのことをやっておきたい、と愚考したのです。

人生、いつ何があるか分かりませんから、、、、、、、。