タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の裏山~6月12日

2012年06月12日 | 山歩きから
 今日の裏山歩き、出発前には雨が降っていました。それでも9名が集まり雨具をつけて出発しました。

 いつもの道を登って稜線に出て、その稜線を北に向けて歩いていつもの集落へ。

 稜線に上がるころには雨も上がり、ひんやりとした空気のなかを歩くことが出来ました。しかし、稜線に昇る沢みちでも、稜線歩きでも、これと言った鳥は確認できませんでした。

        

        

 集落から中国自然歩道に帰る林道がいつの間にか全面舗装されていました。この林道はほとんど舗装されていて、未舗装の区間は短かったのですが、それが舗装されてしまって林道歩きがチョッとだけ面白くなくなった感じですね。

 この林道、一日何台の車が通るのか知りませんが、、、、、、ほとんど通らないことは間違いありません。と言うことは一台あたりにしたら相当高い費用がかかっていると言うことです。人口一人当たりにしたら田舎に多くの税金が使われている、、、、、と言うような議論があったことを思い出しました。

    

 林道のそばのイチゴはいまが食べごろ?このようなものを見たら黙って通り過ぎる私たちではありません。適当に口に入れながら歩きました。おいしかったですよ。

    

 ツユクサも目につきました。タカ長の認識ではこの時期の花ではないのですが、、、、、、とにかく咲き始めていました。

 林道が舗装され、そのために林道のそばの植物が切り払われ、見るのを楽しみにしている花がなくなるのが心配になりますが、ここのイチヤクソウは何とか無事でした。

    

 このイチヤクソウは中国自然歩道で撮ったものですが、今年もまた思わぬところで見つけることが出来て嬉しく思っています。それとともに、、、何年か前までは見られて、いまは姿が見えなくなったところで2輪、3輪見られたのは収穫でした。

 オオルリの巣は昨日紹介した1棟だけが利用されているだけでした。サンコウチョウの声も一ヶ所で聞いただけ、しかし、そこではほとんど同時に二方向から声がしましたから、その近くで繁殖している可能性もあります。その確認に行くにはチョッと地形が厳しいところなので繁殖確認には行きませんが、、、、雛をつれたサンコウチョウが現れることをひそかに期待している今日のタカ長です。