タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

バスを攻略せよ

2012年06月03日 | 韓国情報
         

 雨でタカの渡りが観察できない日は、大通りに面した喫茶店でコーヒーを飲みながら外を走る車を見るのも楽しいものです。ただ何となくぼんやりと眺めているだけですが、それだけで1~2時間は過ぎてしまいます。一番手ごろな休息法でしょうか?

 釜山は韓国第二の大都会ですから、当然のことですが町には車があふれています。マイカーだけでなくバスも多いですね。タカ長団地のように1時間に1本とか2本の町から行くと、異常なくらいバスが多い、と感じることがあります。

 韓国の市内バスは均一料金のところが多いのでしょうか?おそらく釜山市内を走るバスはすべて均一料金のはずです。最初から最後まで乗っても、一駅だけ乗っても同じ料金と言うわけです。タカ長が観察地から帰るときに乗るバスは日本円で言うと100円もしません。プリペイドカードで乗っているので料金に疎くなるのですが、いずれにしても安価なので気軽に乗ることが出来ます。

 日本人の感覚からすると、韓国での足代は驚くほど安くて、その面ではタクシーでも鉄道でも気軽に利用できます。気軽に利用できますが、バスを使って旅行できるようになるといっそう安く旅ができます。バスも発達していて本数も多いので気が遠くなるほど待たされることもありません。韓国を旅するためにはバスを攻略することが必須条件になります、と言っても間違いないはずです。

         

 ところでこのバス、チョッと見には何も変らないように見えそうですが、、、、、

         

 こうしてみるとバスの大きさが分かりますね。日本で言うマイクロバスです。このバスのことは「マウルバス」と呼ばれています。直訳すれば「村のバス」となりますが、釜山はご存知のように大都会ですから「町内のバス」と言うように意訳したほうが分かりやすいかもわかりません。大型の、普通のバスより狭い範囲を走っているバスで、文字通り「町内のバス」と言う言い方が適切だと言えます。

 このバスを乗りこなすには町の地理を理解することが必要不可欠だと思われます。そのためタカ長のような外国人旅行者にはチョッと乗りにくいのかも分かりませんね。このマウルバスはソウルでも走っていますから、釜山だけのものではありません。

 いずれにしても韓国にはこのような小さなバスから、釜山ソウル間のように都市と都市を結ぶ高速バスまでいろいろなバスが走っています。そのバスをうまく乗りこなせるようになると安く旅ができます。

 韓国旅行にはバスを攻略することが欠かせないようです。