タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の裏山~6月10日

2012年06月10日 | 山歩きから
紫陽花の寺は、、、、

 わが裏山の、南側の、別の団地から登っていく道筋にあるお寺には紫陽花が多く、その寺は花の寺を目指している、と仲間から聞きました。つい先日のことです。

 そのあたりに新しい寺があるのは知っていましたが、訪ねてみた記憶はありません。そこで下見を兼ねていってきました。

 車を使って行くことが出来る寺ですが、そこは裏山の一角ですから、いつもの駐車場から歩いて往復しました。片道2時間のコースですが、、、、わざわざ訪ねていくお寺だろうか???と言うのが正直な印象でした。


         

 確かに紫陽花の花は咲いていましたが、、、ほとんどの木は若くて、、、、いまの段階では「紫陽花寺」とは言いかねるものでした。寺にしても、その寺を埋める花にしても、ある程度の時間を積み上げないとありがたみに欠けます。なんでも最初は一年生、初めは初めですから言っても仕方ないことですが、いまの段階で大きな期待を持っていくと落胆されること間違いなしの寺ですね。
     

 花の寺はさつきの花が咲いていました。これとて特別どうこう言うほどの皐月ではありません。もう少し時間の経過を見てから観賞する花だと思います。

         

     

 タカ長は道々足元ばかり注意して歩きました。お目当ては夏キノコですが、、、、、、結論的に言えば何もありませんでした。目についたのはこのツルアリドウシの白い花。

     

 コナスビやトンボソウはかなり目につきましたが、このイチヤクソウはひとつ見つけただけです。

 鳥はキビタキだけ???サンコウチョウはもちろんですが、クロツグミやオオルリの声も確認できませんでした。今年の裏山は冬鳥も夏鳥も不作、タカ長たち野鳥ファンには寂しい裏山になっています。

         

 夏鳥の声があふれ、空にはこの山で繁殖しているであろうハチクマが飛んでもおかしくないのですが、、、、、、今年に限って言えば、それは高望みだと認めざるを得ないようです。