タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

韓国行きの準備

2011年04月06日 | 韓国情報
お土産の準備をしています

 渡り観察は暇になりました。

 ド田舎のバスダイヤ並みです。その意味は言わなくても分かりますね。

 タカ長は韓国に持ってゆくお土産の準備を始めました。

 韓国には友だちも多いのでお土産も要るのですが、もちろんすべての友だちに持ってゆくわけではありません。

 今回世話になる人ととっさのときのための現地用です。

     

 これはタカ長がいま使っている携帯のストラップです。

 昨秋インドネシアに行ったタカカノが買ってくれました。

 と言ってもインドネシアで売っているわけではありません。同行したメンバーのKくんがこのような羽根飾りの作成と販売をしているのです。

 今回もそのK君にお願いして羽根飾りを準備します。

 もっとも世話になるキム・ソンヒョン研究員にはスペシャル版を、、、現地用には規格品を準備します。

    

 準備するのはクマタカの羽根飾りです。男性用と言えそうですね。

 キム・ソンヒョン研究員の奥様には色彩豊かな羽根飾りを準備しています。

    

 クマタカの羽根飾りはこのように精巧なものです。粘土で出来ていますが、粘度があります。粘度があるのでこの羽根を少し曲げることも出来ます。

 と言うことは折れないと言うことなのです。

 クマタカは日本では普通に見ることができるタカですが、韓国では大昔の記録を含めても3例しかないド・珍鳥なのです。

 そのため色は少し地味ですが、このような羽根飾りにしたのです。

 
 タカ長たちはこれまで何度も韓国へ行っています。その度にささやかな土産を持って行きました。

 そのようなことを積み重ねていたらいつの間にかすばらしい人脈が出来ていました。

 この人脈はタカ長たちの宝物とも言えるものです。多少の出費もありましたが、その何倍もすばらしい人たちに恵まれました。

 ありがたいことですね。



 この羽根飾りについて知りたい人は下記の栃木屋さんのHPをご覧ください。

 いろいろな鳥のいろいろな飾りがありますよ。

        http://www.tochigiya-koubou.com/online/



今日の観察~4月6日

2011年04月06日 | タカの渡り
開花宣言をします

    

 タカ長観察地のサクラが咲きました。これが今朝の標準木です。

 ごらんのように咲き始めたので開花を宣言します。と言うほど大げさなものではありませんが、、、、、。

 サクラが咲いたのでこの週末観察地を訪れる人も多くなるはずです。

 土曜日の野球大会に参加するチーム数は少ない旨管理センターから連絡がありました。しかし、花見の人は多くなりそうです。

 タカ長観察地のある公園ではバベキュウなど火を使うことは禁止されています。ご注意下さい。

 この週末は天気予報も悪くありません。お花見弁当を持ってお出で下さい。

    

 気候が良くなり花が咲くことはタカ長たちも大歓迎ですが、花の季節とともに渡るタカの数が少なくなります。

 3月のノスリと5月のハチクマの季節の間のつなぎの時期になりますから例年少ないのですが、、、

 このところの出方も田舎のバスダイヤ並み、1時間に1本(1羽)と言った状態です。

 朝1本と夕方1本と言うよな超過疎地のバスダイヤ並みにはなってほしくないのですが、、、、。

 バスダイヤ並と言えば角島のハイタカの出が悪くなっています。

 私たちの過去の観察では4月中旬に渡りのピークを迎えるはずですが、今のところその予兆はありません。

 下関の仲間が仕事の合間をぬって観察してくれていますが、その努力が報われるような大爆発を期待したいものです。