タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~4月9日

2011年04月09日 | タカの渡り
ハチクマが飛びましたが、、、、

 昨日の雨もあがり好天に恵まれた今日の観察地。

     

 サクラが咲きました。先日お伝えしたタカ長観察地の「標準木」もあっと言う間に咲きました。

 今年のサクラは咲き始めは遅かったようですが、咲き始めたらあっと言う間に咲きそろいました。タカ長観察地のサクラは今日と明日が見ごろだと思います。次の週末まではもてないのではないかと考えています。

     

 これらのサクラは朝撮りました。この時間は誰も来ていませんが、、、、。昼食時間から午後の時間は多くの人が花見に訪れました。皆さんよくご存知です。

     

 春はサクラですね。サクラこそ日本の花。この時期になると、良くぞ日本に生まれたと言う思いを強くします。

 さて、タカの渡りです。

 朝はこの時期としては飛びました。ほとんどがハイタカです。しかし、渡るのか渡らないのか、素行が怪しいものが多くて、渡りの数としてはすべて記録できていません。

     

 タカ長としてはサクラの花の上を飛ぶタカを撮りたかったのです。しかし、今日は思い通りに飛んでくれませんでした。

 何とか撮れたのがこのハヤブサですが、高すぎたので花はそれらしく見えません。肝心のタカは点のようで消化不良の状態です。

     

 昨年はたしかサシバが低く飛んでくれたので、これよりは良い写真が撮れたように記憶しています。

 ハチクマとは言いませんが、せめてノスリかサシバをサクラと一緒に撮りたいのですが、、、、。

 そのハチクマが今日渡って行ったのです。

 しかし、例によって間の悪いタカ長はその時間は都合で観察地を離れていました。残念、残念。

 そのハチクマは低く飛んできたそうです。その時はシッカリと識別できる人がいたので間違いないのですが、、、、。

 ひげじいのお孫さんが写真に撮っていました。その写真はチョッと後追いになっていましたが頭はそれらしく長く写っていました。

 そのハチクマは成鳥♀だったそうです。最初に♂がやってくると言いますが、今シーズン初めてタカ長観察地に現れたのは成鳥♀でした。

 それにしても間の悪いタカ長です。ツルもハチクマも、、、、タカ長がいないときに現れています。

 こうなれば心の広い(?)タカ長としては、韓国に行っている留守の間にド珍鳥やビックな渡りが観察されるよう願わざるを得ませんね。