タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

タカの渡り報告会

2009年12月04日 | タカの渡り観察
いよいよ「タカの渡り報告会・in 愛媛」です

 明日からタカの渡り報告会です。その報告会の世話をしている鳥友からの連絡では、参加者は40名を超えるようです。どなたが参加されるのか、それは聞かないことにしています。会場に行ってみないとわからない、そのほうが面白いではないですか?



 タカ長も若干時間が頂けるようなので、今春韓国で行った日韓共同調査の概要とこれからの展望について話すつもりです。

 このハチクマの写真はそのとき撮影したものです。釜山広域市影島区の蓬莱山(ボンレサン)の観察地で撮影しました。



 この観察地には釜山の「洛東河(ナクトンガン)河口エコセンター」のカン・スングさんに案内して頂きました。観察地の近くまで車で上がりましたが、あの道は地元の人でないと分かりません。

 車を降りて山道を30分歩いたところが観察地です。そのように観察地に行くのは大変ですが、展望は最高でした。タカ長としては韓国に行く前から釜山港をバックに飛ぶハチクマを撮りたかったのですが、カン・スングさんのお陰でその望みをかなえることが出来ました。



 釜山ではそのほか2ヶ所で渡りを観察しましたが、その2点は標高が低いのでこのようにハチクマの背面を撮ることはできません。徒歩30分頑張ってあの観察地点に行ってよかった、と言うことです。



 私たちが行った日は近くを飛んでくれるはチクマも多かったので、タカ長カメラでもこの程度の写真は撮ることが出来ました。それらしいカメラ機材を持っている人が行かれたらもっともっと良い写真が撮れたはずです。



 タカの渡り観察について言えば、東南アジアの国に比べ韓国の動きは鈍いのです。その不満はずっと前から持っていたのですが、この調査でわずかですが前に向けて動き始めました。その歩みは緩やかですが、とにかく動き始めたのですから、その動きがもっと活発になるよう願うだけです。

 もちろんタカ長たちも微力ながら協力してゆきます。


明日からその報告会に行くため3~4日このブログの更新が出来ません。ご容赦下さい。そのかわり報告会から何らかの話題を持ち帰ることが出来るはずです。それをお楽しみに、、、、、、。