「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

本家か、それとも移籍後か

2012-02-20 23:56:26 | 「けぶのたわごと」
また懲りもせずボーリング大会に出場し散々なスコアで凹んだ帰り、暗い交差点で赤信号停止していたら、左から右に見覚えのあるシルエットが通り過ぎて行きました・・・・あ、セリカXX(60系)だ!。
それも前期型の太陽カラーである、シルバーとブラックのツートン。
確かにリトラクタブルヘッドを上げていたので間違いない・・・。
ほ、欲しい・・・(^_^;)

と、話は変わり・・・・

テレビ朝日の『必殺』シリーズとか『相棒』を観ていると、テレ朝は企画のリサイクルとかちょっとした流用が上手いよなぁ・・・と今更ながらに思ってしまいます。
テレ朝が上手いのは、その企画をテレ朝調に変化させるところで、いつも唸ってしまいます。
その代表格が『大都会』シリーズに結論から行けば、太陽をミックスした形になった『西部警察』シリーズなんですが、それより前にもそもそも刑事モノの創始である『警視庁物語』のテレビ放送とか、そのフォーマットをそのまま採用した『刑事さん』とか、日テレの『ローンウルフ』の流れをくむ『非情のライセンス』とか、必殺シリーズにしても、そもそもはTBSで放送されていたものが、腸捻転(ネット局の変更)でテレ朝に移籍してきたり(これは今回の件とはちょっと違うかもしれません)、少なくとも本家よりは派手になっている作品が多いわけで。『相棒』にしても当初は『刑事貴族』の延長上にしか見えなかったものなぁ・・・それでも二番煎じを通り越して独自の世界を紡いでいるわけで。
昔から、製作会社が企画して他局で採用されなかったものの受け皿的な印象はありました。
後発局なので、自由が効いたと言うのはあるのかもしれませんが、最近に限ってはそういう傾向は無くなりつつあるようです。

太陽にしても、まずはPART2終了後間もない4月から『胸キュン刑事』で国際放映NO7スタジオ=七曲署セットの再利用と、選曲担当の小林和夫氏による太陽関係SE曲の流用という、内容全く関係なくそこだけ太陽ファンを喜ばせた技を見せた訳なのですが、その後同時期に放送されていた本家日テレの『刑事貴族』より太陽濃度が高かった『ザ・刑事』を送り出した訳ですが・・・必ずしも成功とは言えませんでした・・・。

この時期は舘さんも豊さんも刑事付き過ぎていて、舘さんがダメなら豊さん、豊さんがダメなら舘さんの繰り返しだった印象があります。
でも、個人的にはその方向性に関しては悪くはなかったんですけど、でもちょっとアカラサマな気がしていました。
それだけ、太陽と特捜亡き後は『あぶ刑事』『熱中時代』の事が頭にあった企画が多かったとも言えるのですが。
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