さて、12/19のサンテレビ・太陽放送は、スペシャルゲストに伊東四朗さんを迎えた「偽ゴリ」編(^_^;)
ハードボイルド編が続いたので、息抜きといったところですが、必要以上にコミカルになっていないところが太陽らしい一編です。
【地上波】サンテレビ・ジーパン編
12/19(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第35話)
サンテレビ1(地上波)
第91話 49.04.12 おれは刑事だ! (ゴリさん)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
柴田純
松田優作
内田伸子
関根恵子(欠場)
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
永井久美 青木英美
SPゲスト:伊東四朗
ゲスト:渥美国泰 江幡高志
黒沢のり子 本山可久子 飯沼慧
畠山麦 仙波和之 本間文子
市川ひろし 渡部市松 田沢祐子 野村光絵 安田隆 星野富士雄
脚本:小川英 中野顕彰
監督:児玉進
ある日、ゴリさんは雑踏の中でひったくりの現行犯を逮捕した。現場を取り巻いていた野次馬の中に、その颯爽たるゴリさんの刑事ぶりに見惚れていた男がいた。
その男、失業保険をアテにしている矢部はその帰り道、チンピラ風の男数人が若い女性をいじめているところに出くわし、「俺は七曲署の石塚だ!」と名乗って女性を救う。
それからというもの、七曲署にはゴリさんを名乗る男の善行に対して礼状が殺到、当のゴリさんは身に覚えがないので大いにくさる。
今日も矢部はバスの中でスリの犯行現場を目撃、バスを降りて逃げる犯人を追跡し、黒い革財布を取り戻した。ところが、スリの源蔵が矢部に返したのは別の財布で、スリが取った方の財布には時価8千万円のダイヤが入っていた。
そうとも白の矢部は、二人組の男に命を狙われた・・・・
ジーパン編はこの作品のように緩いコミカルな作品をたまに放り投げてきます。
このあたりは番組自体の余裕と見ていいと思いますし、それを空回りさせないで展開させる部分もこの作品自体の魅力だと思います
。
近年すっかりドラマでは存在的に重鎮になった伊東さんですが、この頃はまだ「てんぷくトリオ」のイメージが濃厚だった時代、我々世代は知っていますが、現在のメガネの伊東さんしか知らない世代にはちょっとカルチャーショックかもしれません(^_^;)
その伊東さんが演じるのは元スリの矢部。
刑務所から出所したものの職に恵まれず職安通い、ハナから悪人ではなく純朴さを持っていたため、偶然目撃したゴリさんの逮捕劇に感銘を受け、ニセ刑事として善行を重ねるという、憎めない役どころになっています。
というか、ゴリさんより良い思いをするという、ニセモノによくある展開もあり、そりゃゴリさんも怒ります(^_^;)
その矢部が昔の生業を生かして事件解決に協力していきます。