「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

藤堂チーム、警視総監の勅命に翻弄される

2013-04-26 03:17:00 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

チバテレビ・ジーパン編もここまで来ましたか・・・
予定ではあとワンクールも無いんですね、放送。
さて、ジーパン殉職以後はどうなるんでしょうか・・・継続してほしいです。

第100話 49.06.14 燃える男たち (藤堂・チーム)

ゲスト:垂水悟郎 清水紘治 鈴木瑞穂 見明凡太朗 西田健 嘉手納清美 上野綾子 石川真知子 久本昇 手塚しげお 遠藤征慈
脚本:小川英
監督:竹林進

ある日、ボスに警視総監の勅命が下る。
信用金庫総裁である滝川の娘・由利子が美容師・弘子と共に結婚式場から拉致された事件、捜査本部は本庁に設置されているものの、隠密にボスの独断で捜査を行うという困難な指令に一係は困惑する。
唯一の協力者として総監がお膳立てをした捜査本部のキャップ・北見警視はハナから一係を当てにしておらず、横暴な態度をとられる。
一方、犯人グループは大金とデパート爆破の未決囚の釈放を要求してくる。
ただし未決囚は愉快犯ということで組織的な繋がりは見つからず、その線から犯人グループの割り出しは出来なかった。

タレ込みから、犯人グループのアジトと目されるビルが判明、一係はそれらしき人間たちを確認し密かに張り込みを開始する。
地下駐車場の管理室に潜伏していることが確定的になったため、ボスは火災報知器を使った逮捕作戦を執行した。

しかし北見警視は警官隊を引き連れビルを包囲し、それに気づいた犯人グループは即座に拳銃を抜き、刑事とバレてしまった殿下を狙撃、殿下は腹部に重傷を負い、犯人グループに逃げられてしまう。

北見はボスを非難する。
それに我慢ならなかったジーパンは北見に掴みかかるが、ボスがその彼を突き放しながら、自分を殴れという。
殿下は危篤状態、マスコミは非難、ゴリさんとジーパンは怒りを通り越して意気消沈、そんな中北見は身代金を払ったおかげで人質が戻ったと笑みを浮かべて現れたが・・・。

太陽100回記念作。
警視総監の勅命に、愚直に捜査を進める藤堂一家であるものの、様々な壁やアクシデントでグラグラの状態に陥ります。
事件も一旦解決したと思いきやまた・・・という展開ながら、そこでチームワークの回復を図っていきます。
それと同時に人命第一のボスの精神にもクローズアップされます。
今後のボス主演作のモデルケースともなる話でもあり、藤堂チームが所轄の枠を超えた特別班的な位置づけが決定する話でもあります。


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究極の復讐にクールファイター・ジプシーが挑む

2013-04-26 02:28:52 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのお誘い】

本日の日テレプラス・太陽ジプシー編は、

第537話 57.12.24 赤い憎悪 (ジプシー)

ゲスト:島村佳江 高橋長英 中村孝雄 中山克己 北見治一 小笠原慶子 脇田茂 九重ひろ子 宮沢元 山中康司 野瀬一枝 江原正士
脚本:小川英 桃井章
監督:鈴木一平

事務員の恵子が車に轢かれ、幸いにも命には別状はなかったものの、すぐには意識は回復しなかった。
現場の様子から、事故ではなく命を狙われた公算が高いこと、そして恵子が投函しようとしていた手紙が、3年前の強盗殺人で無期懲役で多摩刑務所に服役中である竹内に充てたものだった。
3年前の事件は主犯格は金を持って逃走しており、直ぐ捕まった竹内だったが強盗常習犯の凶悪な男であったため極刑を受けていた。
竹内と面会したジプシー、穏やかな竹内に恵子の災難を伝えると、竹内は逆上した。
恵子と竹内の関係は公判傍聴が切っ掛けで文通が始まり、なんと婚約までしていた。
それまで凶暴だった竹内だが、恵子と文通するようになり、すっかり人が変わっていた。
一方、恵子の過去を洗っていたトシさんは恵子が3年前に竹内が殺害した銀行員の婚約者であることを突き止める。

恵子の意識が回復し、車についての証言とコンピューターで割り出した車種は合致、竹内との婚約は「いけないのでしょうか」と云うのみ。
ボギーは理解できないようだったが、ジプシーとトシさんにはその恵子にしても竹内にしてもある意味「本気さ」を感じていた。

ジプシーは恵子の元婚約者の母親に話を聞いたが、恵子から殆ど連絡が無いことで恨みに思っているようだった。
ただし、墓には毎月の命日に親族以外の「誰か」が必ず参っていたが、住職はその「誰か」に固く口止めされていた。

そんな時、ジプシーが以前逮捕した死刑囚の刑が執行されたという知らせが届く・・・・。


激動の1982年最後の放送作品、何時もの太陽年末作とセオリー通りしっとりとした話です。
そしてそういうしっとりとした作品を得手した感じがある桃井章さんが4年ぶりに太陽を執筆している話です。

自分の命まで賭けた凄まじい「復讐」を遂げようとする恵子、その復讐に翻弄される復讐相手、そしてジプシー。
最初は困惑するジプシーも、自分が逮捕した死刑囚の刑の執行がきっかけになり、様々に入り組んだ事柄が結びついていきます・・・。

派手な作品ではないですが、実はジプシー編の中では隠れて(^_^;)好きな人が多い話であるようです。

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