「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

両極端な魅力の2編

2012-06-23 11:17:11 | ファミ劇日誌

あすのとちぎテレビ・マカロニ編は、

第31話 48.02.16 お母さんと呼んで (マカロニ・ボス)赤座美代子 河村弘二 青木英美 林ゆたか  

ボスの古い友人の女性が後妻に入った家の娘が誘拐される。
しかし、身代金引き渡しは失敗し、藤堂チームは窮地に落とされる。
やがて、誘拐された娘が悪い仲間と付き合っていたことが解る。
継母と娘の葛藤と和解、その中で右往左往するマカロニを描きます。

マカロニ編特有の都内ロケ追跡、クライマックスのマカロニと林ゆたか氏のスナックでの大格闘が見ものだと思いますが、
結果的にプレ登場となるマーガレットを読む青木英美さんも見逃せないかも。


【ファミ劇へのおさそい】

新年らしい豪華なラインナップが続きます。
ボスの活躍編と山さんの人情編の2篇。

第182話 51.01.09 ボディガード (ボス)ビーバー(川口まさみ) 山内明 中井啓輔 西田健 

もしかすると、この作品を新年一発目として企画していたのではないのか?というほどのある意味派手な作品。
ニッポン放送「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」で「モコ・ビーバー・オリーブ」でデビュー、ananにも登場していたとされ、この頃はドラマでも活躍していたビーバー氏が、太陽史上でも指折りな魅力的な婦人警官・今井京子として登場、彼女を巡る危険と疑惑を描きます。
警察内部の不正と彼女の関わり等と、事件は混沌としていきます。
ボスも2人射殺してしまうというハードボイルドさも加味され、逆に当初はボスのボディガードとして東京に赴いた京子に対する一係の面々の面白い反応なども愉しめる作品です。
事業者事業部諸氏には、休演のスプリンターに代り30系カローラレビンの新車当時の雄姿が観られるのも見どころかも。

見所といえば箱根ロケな今回。
ただ、ロープウェイ以外は特に風光明媚と言う訳ではありませんが(^_^;)
でもこのロケ、もしかすると1975年の太陽チーム忘年会を兼ねたものだったかもしれません(^_^;)


第183話 51.01.16 金庫破り (山さん)大滝秀治 津田京子 車邦秀 

全国的に注目を浴び始めた頃の大滝さんがゲスト、#62と同じ元・金庫破りの役ですが、前回は冒頭とラストだけの出演だった為に実質的に太陽で大滝さんをたっぷり堪能する唯一の作品になっています。その相手が山さんという物凄いダシの効いた話になっています。

元金庫破りで現在は金庫製作を請け負う鶴吉とっつあんに指南を受ける藤堂一家。
その直後、鶴吉の金庫が連続して破られ金を奪われる事件が発生、その容疑者に鶴吉の唯一の弟子的立場にある男が捜査線上に浮かびますが、その男は鶴吉の娘とかけおちし子供を儲けていましたが、その子は心臓病を患っており、その手術代を工面する為の犯行と推測した山さんたちは、鶴吉の金庫がある場所をマークしますが・・・。

追跡中に死んでしまう男、男に代って孫の為に何とか金を工面しようと、「昔取った杵柄」を解禁しようとする鶴吉、刑事としてと鶴吉の「友人」として苦悩する山さん、それらを静かに描きます・・・。

この作品も泣けるなぁ。。。。いつも。



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