「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ラガー刑事登場!

2012-01-06 23:01:33 | 日テレプラス日誌
『♯476 ラガー刑事登場!』
主演:渡辺徹(竹本淳二)
助演:竜雷太(石塚誠)
出演:露口茂(山村精一)沖雅也(滝隆一)下川辰平(野崎太郎)神田正輝(西條昭)木之元亮(岩城創)友直子(松原直子)石井富子(竹本加代)
山下真司(五代潤)
早坂直家(梶田光男=本編ではトシオ)森幹太(梶田組長)浜田晃(梶田組幹部)島村卓志(梶田組組員)壇喧太(梶田組組員)スーパー・リキ(梶田組組員)青木純(大崎紀子)山中泰介(森下昇)田中穂精(吉井)マエダ・オートクラブ(カー・スタント)

プロデューサー:岡田晋吉 服部比佐夫(日本テレビ)梅浦洋一 新野悟(東宝)
脚本:長野洋
撮影:安本佳史 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:堀内泰治 擬斗:宇仁貫三 現像:東洋製作所 番組宣伝:河村良子 記録:土居久子 制作主任:大藤博司
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 銃器類協力:MGCボンドショップ 衣装協力:紳士服の一色
監督:山本迪夫
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウンHT(・614)ソアラ(75-59)チェイサー・セダン(31-73)


久々に日誌らしいことをしてみようと・・・(^_^;)

登場時のラガーというのは、多分女性には非常にマイルドなんですよね。
ただ、当時の子供の目線からいくと、それまでのスニーカーが逞しかったので、華奢に見えたもので・・・・。
(これは、キャラクターが似ているボンの登場時も同じことが言えたのかも知れません。)
今、改めてみると「ハツラツとしたフレッシュパワー(予告編より)」が解る。
当時はボス不在の危機感が漲っていましたから、逆にラガーみたいな陽性のキャラクターが登場したというのは必然だったわけで。
ドックに続いて、何か暗いものを背負っていたわけではないですし、当時の雰囲気を打破しようという気合が感じられます。
確かに放送当時は裕次郎さんも快方に向かっていることは解っていましたが、ボス不在の熱気と一体感はある意味疲労に向かっていたのではないかと思います。
無理を押して復帰したスコッチの沖さん、ボスの代わりを懸命に努める山さんの露口さん、明らかに白髪が増えてきたゴリさんの竜さん、糖尿病のせいで目が真っ赤になっていた長さんの辰平さん・・・演じる側も多分満身創痍な部分はあったと思います。
そういうところでのラガー登場、山さんは終始ノリノリな感じでいつになく軽快、長さんは自分の子供が目の前にいるようで終始ニコニコ、ゴリさんも厳しさもありながら、初めて一係に「連行」された時の爆笑を誘うしぐさなど、それまでの軽快ながらも重い雰囲気を打破していました。
スコッチも積極的にロケにも参加していましたが、多分新人刑事を見届けてまた休みに入ろうという思いがあったのかなぁ・・・とも見えました。

話的には単純明快な登場編のモデルみたいなフォーマットですが、それまでの殆どコンプレックスや仇打ちを主題にした登場編とは別物で安心して観ていられる仕上がりだと思います。
改めて見ると、ラガーがフル回転で動いているのが凄いです。
それに徹さんと早坂さんの格闘は半分以上真面目だったらしく、最後のヘトヘト感は演技じゃ無かったそうですから、これもまた凄いことで。
ラガー、この時に顎を擦っちゃってるんですよね・・・(^_^;)
あのスナック乱闘も動きが早い。

ただ、100点満点コミックで爆笑し、ゴリさん曰く「現金な」陽性のラガーだけではなく、冒頭のゴリ&スニの別れのシーン(本物の居酒屋を使用していたところがいい)でのボンの話題が出てくる会話など嬉しいサプライズというか・・・・。
実は当時、まさかスニーカーがまた顔を出すとは思っていなくて呆気にとられて、ハッと気が付いたら涙していたという記憶が蘇ってきました。

なんというか、上手く言えないんですが・・・世代交代と前後の繋がりを巧く見せているんですよね。
ただ明るいだけじゃなく、ちゃんと太陽のベースは守っているということかなぁ・・・。

ヤブヒゲコンビは今回あまり目立っていませんが、これは仕方ない。
重鎮があれだけノリノリだったら、ちょっと出る幕が無いですからね(^_^;)

しかし・・・ラガーの部屋のダンベルエキスパンダー。
(あれを片手で持ったところで鍛えられんわな・・・<自己ツッコミ)
あれでトレーニングを重ねていたのでしょうか・・・。

=ロケ地=

新宿駅前
新宿中央公園付近
新宿副都心
深川不動堂参道
黒船橋
ラガーの伯父が経営する豆腐屋は現在も営業中らしい。(江東区富岡)
西新宿7丁目(梶田組)
歌舞伎町交番前
国立競技場


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