「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ダンディ対決

2011-08-25 22:20:10 | ビバ!チバテレビ
チバテレ・マカロニ編は再開ですね。
前回とは打って変って日活テイストが香る逸品。

第17話 47.11.10 俺たちはプロだ (ボス)成田三樹夫 中井啓輔 河村有紀 平泉成 中村俊男

ボスの昔馴染みの知能強盗犯に成田さんが扮しますが、タタキはするけど殺しはしないというポリシーを持った男として裕次郎さんと競演します。
映画『影狩り』ファンには十兵衛と月光が共演ということで感慨深いところだと思います。

この配役、多分裕次郎さんと成田さんを逆にしても成立してしまいそうな危険(^_^;)もあります。

ダンディズムの権化のようなボスと小田切に二人とも頼りになる相棒(山さん、島岡)がいると言うところも興味深い点ですが、何か似たような二人が刑事と犯罪者という決定的な違いを見せつけるのはある意味ライバルとしての静かな戦いを裏にはらんでいることを最初から匂わせる。
けれども、小田切が真っ当な人間に見えてしまうのは、成田さんの人となりだと思います。

この作品、#8以来の追跡劇で、珍しく山さんが地下鉄で「まかれて」います。いつもは長さんの役割なんですが(^_^;)
冒頭の「線香花火に毛が生えた」爆発でのマカロニも見どころかも(^_^;)

さらに初期としては比較的車が活躍する回ですが、まだトヨタ到来前夜な為、60年代の外車ショーと化しています。
ボス専用車はオペル・レコルトCのハードトップ。

それで・・・
小田切が刑事に化ける衣装(背広にネクタイ、メガネ)、少なくともネクタイは後に山さんが#65等で着用したものと同じようです。
ただ、背広ももしかしたら同じものかもしれません。
成田さんの方が露口さんより背が高いので、見るからにツンツルテンな感じですが、山さんが着用したときはあまり気にならなかったので、多分同じなんでしょうね。

追記

そう、guestは豪華ですね。

後に太陽ゲストの常連となる中井啓輔さん、平泉成さんと中村ブン氏の初登場作となります。
平泉さんも中村氏も若い・・・若過ぎて(^_^;)失礼・・・。

このころの平泉さんはワイルドだし、中村氏はまだ後年の破壊的な個性は隠していますし。


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