隊長が観た「テレビ番組」を紹介するシリーズの第335回は、『英雄たちの選択~新田義貞~』をお送りします。
『英雄たちの選択』は、NHK BSプレミアムで、毎週水曜日の20:00~20:59に放送されている歴史教養番組です。初回放送は、2013年5月30日。
この番組では、日本の運命を決める岐路に立った英雄たちが、その時、英雄たちは様々な選択肢の中から、行ったたったひとつの「選択」を取り上げます。
なぜ英雄はそれを選んだのか?その「選択」の背景には、信念や賭け、勝算や打算など、どのような人生経験や価値観が影響していったのか?そしてその「選択」は、後世にどんな影響を残していったのか?
歴史学・軍事学・心理学・経済学など、様々な分野の専門家たちとともに、英雄たちの心中に深く分け入り、新しいアプローチで日本の歴史を描きだします。
司会は、歴史学者の磯田道史と、NHKアナウンサーの杉浦友紀。ナレーションは、俳優の松重豊。
「隊長のブログ」では、 2017年11月2日に放送された「悲劇のキリシタン弾圧」⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b451984a0342c7dc71fbaafcbc69e448 を、取り上げています。
8月28日には、「逆転人生に賭ける!~関東武者 新田義貞の挑戦~」と題して、鎌倉幕府を倒した武将、新田義貞の “英雄たちの選択” に迫りました。
番組では、倒幕で一躍英雄となったものの、足利尊氏と後醍醐天皇、時代を揺るがす猛者たちに翻弄され、過酷な選択を迫られ続けた、新田義貞の悲運の生涯が明かされました。
「太平記」には足利尊氏のライバルとして描かれていますが、近年の研究では、両者の実力や身分に大きな差があったことが指摘されています。新田義貞は、はたしてどんな逆転人生を狙ったのか?
気鋭の歴史家らと、動乱の南北朝時代の真相がひも解かれました。倒幕で一気に時代の中心へと駆け上った義貞でしたが、そこに待ち受けたのは一族の運命を左右する困難な選択の連続でした。
『英雄たちの選択』は、好きな番組ですが、毎週観ているわけではなく、興味のある“英雄”が登場する時にチャンネルを合わせています。
現在再放送されている同局の1991年度大河ドラマ 『太平記』⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/12f73f2ba8808a7c3e52e1ee37a9f5cd は、毎回欠かさず観ていますが、主人公の足利尊氏に関しては、詳細に語られているのですが、新田義貞はあまり詳しくは描かれていません。
二日後の『太平記』第22回のタイトルが「鎌倉炎上」で、新田義貞の鎌倉攻めを放送するので、8月28日の放送で新田義貞を取り上げたのではないかと思うのは、うがった見方でしょうか。
いづれにしても、8月28日の『英雄たちの選択』と、8月30日の『太平記』で、新田義貞を詳しく知ることが出来て、彼にさらに興味を持つようになりました。
ドラマ 『太平記』では、主役の足利尊氏を真田広之が演じています。新田義貞役は当初は萩原健一でしたが途中降板し、根津甚八に交代しています。
お二人とも、既に亡くなられていますが、ある意味、“英雄”だったかも知れませんね。
尚、次回『英雄たちの選択』は、「昭和に響いた“エール”~作曲家・古関裕而と日本人~」と題して、今日・9月16(水)午後8時から放送予定です。
==「テレビ番組」 バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d
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