『初夏の弘前・青森・函館 4日間』(その4)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0a369c042ed42428f9d2bc5e6c394551
旅の二日目、10:30に弘前市の「長勝寺」を出発 して、同市最大の観光スポット「弘前城」に向かいます。
「弘前城」を中心に、一帯は「弘前公園」として整備され、桜の名所としても有名ですよね。
公園の南にある「市立観光館」地下1Fの駐車場にレンタカーを乗り入れます。この駐車場は、一時間までは無料です。
10:45に「追手門」から公園内に足を踏み入れ、「本丸」目指して北に向かいます。
「杉の大橋」は、中濠を隔て、二の丸と三の丸に架かる橋です。築城当時、スギ材でつくられた橋であったため、杉の大橋という名が付けられたとされます。
「南内門」
「下乗橋」は、内濠を隔て、本丸と二の丸に架かる橋です。藩政時代、二の丸側には下馬札が置かれ、藩士は馬から降りるよう定められていました。下乗橋の名は、そのことに由来すると思われます。
橋から先の「本丸」と「北の廓 (くるは)」は有料区域になります。料金は、310円でした。
いよいよ「天守」とご対面です。「弘前城」には、2010年9月にも訪れているのですが、その時は、本丸の石垣が外側に膨らむ「はらみ」がみられ、「天守」が崩落する危険性があると言われていました。
その後、石垣補修工事の為、2015年7月~9月「天守」を約70m本丸の内側へ“曳屋”という工法で移動させたとニュースで見たことがありました。
移設した「天守」の前には、櫓が組まれ、上から「天守」を撮影することが出来ます。「天守」の左手には、「岩木山」が見えます。
「天守」の内部、ニ階には駕籠が置いてありました。
てっぺんから見下したのが、現在石垣工事中の元天守があった場所です。
「本丸」の写真スポットからは、まだ雪が残る「岩木山」がくっきりと見えます。
北に進み、「鷹丘橋 (たかおかばし)」を渡ります。
この橋は、本丸と北の郭を隔てる中濠に架かります。橋の名は、由緒ある城の旧名にちなんだものと思われます。
11:30に「北の廓」内にある「武徳殿休憩所」で一休み。気温はそれほど高くないのですが、陽射しが強く、歩きつかれました。
青森県に来てから名産のリンゴ を食していなかったので、林檎味の “アップルシャワー” 123円 (税込)で、喉を潤しました。
小休止の後は、東口券売所脇から出て、駐車場まで戻ります。
途中、石垣工事中の現場を通りました。
車で次に向かったのが、「弘前公園」の西隣に位置する「藤田記念庭園」です。
「藤田記念庭園」は、弘前市出身で日本商工会議所会頭の藤田謙一氏が、大正11年(1921年)に建てさせた別邸です。
隣にある駐車場はスペースが狭く満車だったので、坂下の第2駐車場に車を置きます。
お目当ては、庭園ではなく、洋館内にある「大正浪漫喫茶室」。
喫茶室に入ったのが、12:30。窓際の特等席からは、庭園を眺めることが出来ます。
テーブルに置いてある紙ナプキンも素敵なデザインです。
お昼時で、カレーなどの軽食も頂けるのですが、ここはアップルパイを食さないわけにはいきません。
7種類あるアップルパイから、選んだのは、青森県産小麦を使用したバター風味豊なパイ生地の自然派“津軽ゆめりんごファーム”。
コーヒー とのセット価格が、720(税込)でした。
★ 続きは、『初夏の弘前・青森・函館 4日間』 (その6)で ★