隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞Vol.21 『寝台列車初体験』 (その2)

2012年11月20日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その1)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f81e886f460a4eb38298bed2ba236c38

 

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【2日目:11月8日(木)】曇り、上海駅から寝台列車にて河南省信陽市へ

 

2日目の朝は、上海市内の「銀河賓館」で迎えました。 

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このホテルは、隊長にとって思い出深いホテルです。2003年12月1日から赴任する準備のため、同年10月に訪れた上海で初めて泊まったホテルでした。さらに2008年1月に、日本への帰任する前日の夜に泊まったホテルだったからです。

 

上海最後の晩は、ホテルの窓から、高速道路を走る車のライトの列を眺めながら、4年2ヶ月間の中国での楽しかった事、苦しかった事を思い出して、感傷にふけったものでした。

 

今朝も、窓の下の高速道路を走る車列を眺めるながら、また、中国での4年2ヶ月間のあれこれを思い出していました。

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そんな感傷にふけっていて、ふと気づきスマホ内の時計を見ると、すでに午前9時。退房(チェックアウト)時間の正午まで、3時間しかありません。3時間内に、その日の16:30上海駅発 信陽までの列車のチケットを買い、朝食を取り、超市(スーパー)で買い物をして、ホテルに戻って来なければなりません。

 

あわてて、シャワーを浴びて、ホテルを飛び出しました。

 

向かったのは、ホテルから徒歩で15分程の、地下鉄2号線「婁山関路(Loushanguanlu)駅」近くの「天山電影(映画館)」脇にある“列車乗車券販売所”です。ここは、上海に住んでいた頃、出張や旅行時の列車の乗車券を買うために利用していたお店です。

 

「婁山関路駅」に向かう途中、昨晩食事をした「萬都商城」の前を通りました。

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お店のある場所に着くと、映画館も含め、一帯が再開発で更地になっていました。チケットを買えないと、信陽まで行けません。上海のホテルの予約は1泊だけだし、逆に信陽のホテルは既に予約済みです。

 

あわてて、そばに有った新聞販売スタンドのおじさんに、近くに“列車乗車券販売所”ないかと聞くと、ここから歩いて10分程の中山西路と天山路の交差点附近にあるらしいとの事でした。目的地の近くまで行っても、それらしい店は見つかりません。あせりました。

 

通行中の人や、ガードマンに何回か聞いて、やっと販売所を見つけることが出来ました。チケットをやっとゲット!料金は、乗車券が237元(約3,080円)に5元(約380円)の販売手数料です。

 

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チケットを購入後、また「婁山関路駅」附近まであわてて戻り、「泓鑫纒時尚広場(英文名:Hong Xin Fashion Plaza)」の1F 天山路に面している「肯徳基(ケンタッキーフライドチキン)」でハンバーグとコーヒーの朝食を食べました。

 

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【「泓鑫纒時尚広場」の「肯徳基」】

 

それから、婁山関路と天山路の交差点に面している「金(Hui Jin)百貨」地下1Fにある超市で、列車内で食べる食料を買い込みました。

 

スマホの時計を見ると、既に11:20です。退房時間まで40分しかありません。あわてて、タクシーをつかまえてホテルに戻りました。タクシー料金は、初乗り運賃の14元(約180円)でした。

 

部屋に戻れたのは、11:30。間に合いました。急いで、荷物をまとめようとした時に、ふと部屋に備え付けられた置時計を見ると、午前10時30分です。「あれ?1時間早いや!

 

ここでやっと気が付きました。スマホの時計の時刻設定をネットワークからの自動取得ではなく手動にしていたために、日本の時刻のままでした。中国と日本は1時間の時差があるので、まだ時間の余裕があったのでした。

 

それからは、気がぬけてしまい、ベッドに横になり、退房時間までテレビをぼんやりと見て過ごしました。

 

12:00丁度にチェックアウト。「銀河賓館」の1泊の料金は、朝食無しで538元(約7,000円)。インターネットで予約したのですが、トイレがウォッシュレットの部屋にしました。

 

これから後に泊まるホテルは、だんだんとランクが落ちていきました。

 


========= 続きは、上海城市新聞 Vol.21 『寝台列車初体験』(その3)で ==========

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