TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ウェブマスターというもの

2002-05-14 02:35:17 | インポート
自分の個人サイトを開設して1年半くらいになる。

趣味で始めたサイトだから、自分の好きなペースで運営して好き放題のことを
載せている。故郷の友人たちに、私の近況を伝えるのに便利な手段でもある。

でも管理者というのはいろいろ面倒くさい。

知らない人からメールをよくいただく。感想などもらうと、うれしい。
質問も多い。犬の話題だけでなく、カナダに関することや、なかには「英語が
わからないので助けて」なんてのも来る。

当初は真面目に対応していた。しかし、すぐに冷やかしがほとんどと気付いた。
お礼のメールをきちんと送ってくれる人もいるが、8割以上がそれっきりだ。
べつに「菓子折り持って来い」とは言わないが、こちらは心配しているのだから
その後どうなったか一言でいいから便りをくれてもよさそうではないか。

赤の他人のため、こちらは時間を割いていろいろ調べたりして対応したのに、
ウンでもスンでもないとは失礼だ。
「暇だからカナダにメールしてみようかな」なんて調子だったのだろう。

商品の売りこみもすごく多い。ペットのお棺とか(笑)
「代金は郵便振替で」ってカナダからどうやって手続きするんだよ?

掲示板だって荒しは来るわ、サイトのコンテンツなんか一つも読まずに自分の
サイトの宣伝だけしていくやつはいるわ。不法侵入者を取り締まる術もないし。

そんなこんなで、いちいち真面目に対応するのをとっくの昔にやめた。
ビジネスでやってるんじゃないし、誰にでも愛想を良くする必要なんてない。
そうしたらすごく気が楽になって、運営が楽しくなった。
ウェブマスターは、自分が楽しくなくっちゃね。


アジ練再開!

2002-05-12 10:37:35 | インポート
今日からまたアジリティ練習が始った。

先日いきなりメールで「明日からやります」と連絡があって、大あわて。
そんな急に言われても、すでに週末の予定を立てている人が多いだろうに。
やはり練習場に来た人の数は少なかった。

昨日の雨がウソのような快晴で、グランドも思ったよりぬかっていなかった。
ほぼ半年ぶりに会うコーチやクラスメートに、TABI大はしゃぎ。
私たちはもう習ったこともうろおぼえだが、実際にTABIを走らせてみたら
ちゃんと全部覚えていた。

アジのコーチのJohnがメールで予告したように、今日から新しいハンドリング
のテクニックとターゲット練習を始めた。犬の体に無理がないようにと
考えられたテクニックだ。

山で思いきり走ったTABIは、子羊の内臓肉をたらふく食べて満足して寝てる。
楽しい夢を見てるのかな。


Good Buddies

2002-05-10 13:58:08 | インポート
TABIとチョコラブのJACKは良い遊び仲間。今日も思いきり遊んだ。

JACKはまだ1歳だが、ラブでも大きい方なのでTABIの倍くらいの体重がある。
そして泳ぎでは誰にも負けない。
ボールを川に投げると、2頭が一斉に岸から飛び込む。
TABIも必死に水をかくが、JACKに先にボールをさらわれてしまう。
木の枝を投げると、JACKが先にくわえ、あとから追いついたTABIが反対側を
くわえてシャム双生児みたいな姿で岸まで泳ぐ。

陸に上がると、TABIの勝ち。
どんなに遠くにボールを投げても、黒い弾丸となったTABIがダーッと追いつき
ボールをくわえて戻ってくる。体のでかいJACKは、賢明に走るけれども
TABIのスピードに追いつけない。

私たちは、ボールを川に投げたり森の方向へ投げたりを繰り返し、この2頭の
競争を見物して大いに楽しんでいる。

JACKとはこんなに仲がいいのに、TABIは生後6ヶ月のボクサーに冷たい。
子犬は遊びたくて寄ってくるのに、ガウウ!と追っ払ってしまう。
それでもめげないで近寄った子犬に、ついに空中噛みだ。首の急所に近い所を
噛みそこなったようなふりをして、空気をガブッと噛むのだ。
これで懲りないなら、次はお前の体に穴が開くぞ、という脅しだ。

何が気に入らないんだか。
子犬は、断耳してプラスティックのリテーナーをはめ、テープをまいてるので
まるでイースターのウサギみたいに見える。この異様な姿に過剰反応している
のかもしれない。
なんたる小心者だ、TABIめ。


嫌われダル

2002-05-07 11:06:42 | インポート
夕方、いつもの公園は時間が早かったためか、常連の姿は少なかった。

見かけないワンコがちらほら。
ゴールデンとTABIが川でダンベルとり競争をして遊んでいると、若いメスの
ダルメシアンを連れた家族が来た。斑点が綺麗に出た、姿のいい犬だ。

ダルメシアンは、Vicious、つまり性質が凶暴という。
ディズニー映画のイメージとは全く異なり、扱いやすいダルは本当に少ない。
そこで、この若いダルを注意しながら見守ることにした。

まずTABIと衝突。
ダルが何をしたのか気付かなかったが、TABIにすごい勢いで追っ払われた。
それ以降、TABIは決してダルを近寄らせなかった。
それからダルは、ゴールデンのダンベルを横取りしようとし喧嘩になった。
ゴールデンに首根っこを噛まれて、やっとダルが退散。

さらにあとからやってきたビアディにも蹴散らされ、シャイロシェパードには
「あんたなんか、こうしてやる!」とばかりにひっくり返されて、飼い主同士が
間に入っててんやわんやだった。最期には、ダックスを怒らせて噛まれそうに
なっていた。

短時間の間に、その場にいた犬全員から制裁を受けたダル。
「一体みんな、どうしたっていうんだ?!」と夫は目を丸くするばかり。
ダルをやっつけた犬どもは、普段は仲良く犬同士遊ぶし温厚な性格の連中だ。
理由なく相手を攻撃したわけではない。

このダルは、攻撃性は普通のダルに比較して低いように見える。
しかし、厚かましくて野蛮、なんとも無作法きわまりないのだ。
そこが犬たちにカチンときて、仲間はずれにされたんだな。
「いじめ」には必ず理由があるんだよ、犬社会にも。


穏やかな老後

2002-05-06 10:14:19 | インポート
爽やかに晴れた午後を、海辺で過ごす。

今日は、友人に勧められたビーチにちゃんとたどり着けた。
お天気に誘われて、犬連れがたくさん。黄ラブ2頭、チョコラブのミックス、
ハスキー、ボクサー、アイリッシュ・ウルフハウンドの子犬(でかい!)。

そのへんに落ちてた枯れ枝やボールを海に投げ、犬たちがざんぶと飛び込み
持ってくる…を飽きずに繰り返す。砂まみれ、海水まみれではしゃいでいる
犬たちの笑顔がかわいい。

黄ラブのうち1頭と、チョコはもうかなりの年のようで、でっぷりしてる上
足が弱っていて若いものについて走れない。それでも波打ち際までなんとか
歩いては、遊びに参加してるつもりになってるみたいで楽しそうだ。

チョコの飼い主は、70過ぎくらいのおじいさん。
時々愛犬をそばに呼び戻し、若い犬たちが波間にゆれている様子を
チョコと一緒にまぶしそうに眺めている。
残りの日々を、お互いいたわりながら静かに暮らしているのだろう。

犬はどの子もみんな、こんなふうに穏やかな老後を過ごさせたい、と思った。