TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

野生味

2007-08-30 15:53:33 | インポート
今日は何ヶ月ぶりかで曇りの一日。

いつもみたいに雷雨になるかと思ったが、ちょっと雨が降ったくらいで終わり。
でも、庭のひまわりが咲き始めた。感激!

ハーブガーデンの中に植えたジャンボの一つがつぼみを開いたのを始め、
鳥の餌のこぼれ種から芽生えた種類のわかんないひまわりも、偶然というか
今朝見たら咲いていた。何の世話もしていないのに、全くもって野生種と
いうのはたくましいものである。病気にもならず、すくすくと育った。

そのひまわりの隣では、リスの餌からこぼれて芽を出したトウモロコシと
ピーナツが育っている。ま、食べられるほどには育たないだろうが、どこまで
大きくなるか楽しみである。

各種ハーブも食べきれないほどぐんぐん育っている。
私はこのように、あれこれ世話をせずともたくましく健康に育つ植物が好きだ。
芝生とかある種の薔薇とか、やれ肥料だ、やれ殺虫剤だとかまってやらないと
いけない連中は嫌い。なんだって人間様がそんなに植物のご機嫌をとらねば
ならないのか?水と太陽があれば充分だろう!勝手に育て!と言いたい。

雑種犬が好きなのも、同じ理由だ。健康で賢く、性格良し。
ま、全部がそうとは限らないが、病気持ちが多い純血犬に比べたらはるかに
当たりが多いのが雑種。なんたって世界に一頭しかいないワンコだもの、
考えてみれば稀な純血犬よりずっと貴重だよね。


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筋肉痛!

2007-08-25 13:41:39 | インポート
朝起きたら、全身すっごい筋肉痛。

昨日の夕方、雨が上がったのでちょうどいいやと思って犬の散歩に出た。
公園を出るときは晴れていたのに、いきなり暗くなったと思ったらすごい雷雨。

つーか、バタバタ!とすごい音がして、ゴルフボール大の雹が降ってきた。
この地方の雹は有名で、車もボコボコにしてしまう。こんなのがあたったら
大怪我だ。TABIと一緒に、どこか雨宿りのできるところまで走った。
もう心臓が飛び出るかと思うくらい、全速力。こんなに走るのは中学以来か(笑)

準備運動もなしにいきなり走ったものだから、あっちこっちが痛いのも当然。
階段の上り下りさえつらいよ。イテテ。


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嗚呼Special Occasions

2007-08-24 09:13:48 | インポート
園遊会シーズンも終わりに近づき、これからは秋冬の晩餐会の季節。

ドレスとアクセサリーを用意しなくては。
いろんな会社からカタログが届くが、「これ!」というのがない。
大体、サイズが合わない。私のウェストは細いので、どうしてもお直しに
出さなければならない。いっつもそれで余計なお金がかかってしまう。

日本のお友達は「いいわねえ、お姫様みたいな格好でシンデレラの舞踏会
みたいなとこへ出かけるんでしょう?夢みたいだわ」と言ってくれるが、
舞踏会とかそーゆーのも一回くらいならいいが、何回もだとよっぽど好き
じゃなきゃやってらんないんだよ。

私たちが招待されるのは大体ブラックタイなので、男はタキシードかそれに
相当するものが一着あればそれで間に合うのだが、女はそうはいかない。
毎回必ず知った顔に合うので、同じものを着ていけないし、ドレスによって
アクセサリーも選ばなければならない。クリーニングだって必要だ。

いいのか、悪いのか。
でも、お買い物にいくときはウキウキして嬉しいんですけど(笑)


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Fly MeTo The Moon

2007-08-21 21:31:38 | インポート
時の流れが加速度的に速くなっていくのを感じる。

山口小夜子さんが亡くなった。
今でも鮮やかに思い出す、資生堂のポスター。化粧品屋のおばさんにねだって
いただいてきて、壁に飾った。徹子の部屋に小夜子さんが出ると知って、
仮病を使って学校を早退してテレビにかじりついた。彼女の真似をして、
髪をボブにしたことも。an anを初めて買ったのは、表紙に彼女がTalking
Heads のDavid Byrneと一緒に出てたからだ。

パリコレのモデルという流行の最先端をいく仕事をこなしながらも、とても
古風な日本女性らしい日本女性だったように思う。

先月初めには、同時通訳者の西山千先生が亡くなった。
サイマルのお友達は実際に先生がお仕事で通訳なさるのを拝見したことがある
と、そのときの様子を語ってくれたことがある。当時すでに高齢であったが、
とうとうとよどみなく訳出される言葉の格調の高さ。

たくさんの人が去っていった今年の夏。
今夜は夫と犬とで、バックヤードのテーブルで夕食をとった。
日中の暑さがウソのようなひんやりとした空気。空を見上げると、明るい月
と輝く星。あの空のどこかに、みんながいるのだろうか。空のかなたからこの
地球を見れば、私たちなんて塵のようなものだろう。

星の間から、ひときわ強く光るものがあらわれ、夜空を横切っていく。
その後方には、やや小さな光がやはり強いビームを出しつつついていく。
あれはなんだろうね?と夫と話しているうちに、また星の間に消えていった。

未確認飛行物体。
ニューメキシコのロズウェルに飛んでいったのか(笑)
広い宇宙なのだから、私たち地球人以外の生命体が存在しても決して不思議
ではない。


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お留守番の瞳

2007-08-21 04:29:31 | インポート
今週末は競技会。

いつもならこの時期、カナディアン・チャンピオンシップのためカナダに帰って
いるのだが、今年の開催地はさすがに遠くて行かれないので、地元の競技会
に出ることにした。8月の猛暑の中どうなることかと思っていたが、やはり
暑くてしんどかった。もう夏のアウトドア競技は出るの止めよう。

あまり暑すぎて棄権する犬が多かった。うちも一日4走しかしなかったし、
練習のつもりで、犬の負担にならないようのんびり走ったので、タイムフォルト
ばかりとって結局Qは一つだけ。日曜のR1は、0.09秒の差でNQだ。
くやしいが、仕方ない。

競技者のなかにはものすごいシリアスにガンガン走っているのがいて、びっくり
する。犬の体のことなど気にならないのだろうか。そのうちの一人は、自分
の子供たち(人間)も連れてきてたが、2歳くらいの娘に向かい「ほら、今
リングで走っている男の子を見てごらん。ジュニア・ハンドラーよ。(ジュニア
は18歳未満の若いハンドラーのこと)お前の将来の姿よ」

オムツもとれてない赤ん坊にそんなこと言ったって(爆)
なんか日本の教育ママみたい。「お爺様もお父様も東大から官僚なのよ、お前
もその跡を継ぐのよ!」みたいな。

テント設置を手伝った犬友達は、今日はシェルティだけを連れて来た。
彼女は他にも2頭の雑種がいて、みなアジリティをやっている。そのうちの
一頭はTABIのUSDAAチームメイトだ。だが今、彼女は二年前に買ったこの
シェルティに首ったけ。競技にも練習にもセラピー・デモにも、この子だけ
連れて来るようになった。「この子にはチャンピオン・タイトルをとらせる」
と期待が大きい。

他の子たちは家でお留守番。
「犬は事情がわからないから平気」とみな言うが、そうだろうか。飼い主の
関心が、自分から他の犬に移ってしまったことは絶対気づいているはずだ。
餌やオヤツ、オモチャもこの「新しい期待の星」と差があるのだから、
愛情の差をわからないはずはない。そのあたりを犬はどう受け止めるのだろう。
男が新しい恋人のもとへ去っていくのを見送る女みたいな心境なのか。

お留守番の犬たちを思うと、胸がキュっと痛む。
TABI、ママはお前にはそんな思いをさせないよ。


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