ABCトライアル

今日の競技会は、さらに小規模（苦笑）。

参加者十人に満たない！ファンマッチだってこんな人数の少ないの、出たこと
ない。今更ながら、これまで私達ってかなり高レベルの競技会に慣れていた
んだなあ、と実感。

でも小さいからこそ和気あいあいとして、犬がリードつけずに遊んでいても
文句言うやつはいないし、のんびりして楽しかった。ホストクラブの会長
自らがジャッジなので、審判が厳しくなくて徳した人はたくさん。
ここでもＴＡＢＩは、「カワイイ！この子、まだ子犬かと思った」とみんなに
かわいがってもらって、ご機嫌。

笑ったのは、ＴＡＢＩのスヌーカーが大成功だったため（ＴＡＢＩがＱする
まで誰もＱできなかった！というのも驚きだ）、その後はみんなが私たちが
やったルートをそっくり真似したこと（笑）。

朝十時に始まって（普通なら朝七時だよ、開始は）、午後の二時にはかたずけ
て解散。スゴイ楽！帰りにコーヒーショップで一休みする余裕もある。

帰りに一言、夫が「そういやあ、今日はボーダーコリーが一頭もいなかったな」

確かに！そんな競技会は、ティーカップをのぞき初めてだ。ティーは体高の
限定によりＢＣは参加できない。しかし、シェルティは出る。今日はなんと
シェルティもいなかった。イギリスにはABC=All But Colliesというクラスが
あるのだと、Ｂｉｌｌが言っていたが、きっとこんなかんじなんだろう。

いろんな意味でおもしろかった。早速、Ｊａｎにメールで知らせよう。

確かにね

自然食の店であわただしく買い物をすると、こういう結果に。

イタリアン・パセリを買ったつもりで、実はシャンツアイを買ってしまった。
隣同士に並んでたので、うっかり違うのをつかんでしまったらしい。
香りで気づけよ、と思うが、急いでたし。

私はシャンツアイが好きだが、夫は大嫌い。
スープの浮き身にしたりサラダに混ぜたりして食べても、一抱えもある束が
消えることはない。香りが命だから、新しいうちに食べきらなければならない。

どうしたものかとネットで調べてみたら、なんとシャンツアイのペストの
レシピが見つかった。バジルではよく作るが、シャンツアイのは食べたこと
がない。大量のシャンツアイを使うので一度で全部消費できる。

香りのきつさを調整するために少量のパセリを加え、早速作って食べてみた。
けっこうイケル！パスタに混ぜたり、バゲットに塗ったり、白身の魚に載せて
オーブン焼きにしたり、いろいろ使えそうである。

シャンツアイは体に溜まった水銀の毒を消してくれるそうなので、非常に
ありがたいハーブである。いつも一株は庭に植えているが、今年引越しが
あったので市販のものに頼っている。来年からは、新鮮なのを庭から収穫
しよう。

ところで、いつもは星占いなど見ないのだが、今日たまたまヒマなときに
見てみたらこんな結果。確かに、ね。
You don't have to be a saint but you do have to realize that no matter
what your problems may be most people would happily trade places with you.

バイバイ薔薇さん

庭の薔薇がもらわれていった。

「タダであげます」の広告をネットに出したら、十分もたたずに十数人から
問い合わせがきた。タダの威力はすごいものである。ま、血統書付き（笑）
の薔薇がタダなら、誰だって欲しいだろう。売れば儲かる。

夕方、家族連れであらわれたのはベトナム系移民の夫婦と子供たち。
ちゃんと自分たちで掘り出して持っていってくれたのはエライ。
乗ってきた車と彼らの様子から察して、ブッシュローズを十本植えられる
庭のある家に住んでるとは到底想像できず、おそらくはうちからタダで
もらったものを売って小遣い稼ぎにするんだろう。ま、それでもうちは一向
にかまわない。欲しい人にもらってもらうのが、目的だからだ。

彼らの車がとても小さいし、子供がいるので、二メートルを越す薔薇をどう
やって詰め込むのか見てたら、夫が貸した道具でバサバサ剪定して小さく
まとめて持っていった。この薔薇は今の時期に剪定してはまずいんだけど、
ま、なんとかなるだろう。

急になにもなくなった庭を見ていると、ちょっと寂しい。
剪定された枝の先に、今が盛りの花をたくさんつけているのを一本見つけた。
まるで仲間を惜しむように、うなだれている。それでも、強い芳香があたりを
包む。きれいにして、コップに活けてあげた。

カントリーライフ

今日の競技会は、牛のいるようなかなりの田舎。

前にここが舞台の番組を見たことがあるが、まさか来る機会があるとは。
参加人数もおそろしく少ないし、ビール片手に運転してきた猛者もいて
すごいredneckである（笑）

しかも、朝八時に始まる予定だったので三十分前に到着したところ、だ?れ
もいない。中止になったのか？と心配し始めたころ、ホストクラブの会長が
来て、「あ、九時始まりに昨日変えたのよ」だって。なんか、おそろしく
のんびりしているのだ。

でもみんないい人で、初顔にもかかわらずＴＡＢＩはとてもかわいがって
もらった。ギャンブラーでＱしたのはＴＡＢＩだけだったが、みんなリング
のそばでヤンヤの喝采で迎えてくれた。こんなあたたかい歓迎を受けるとは
夢にも思ってなかったので、嬉しかった。

近くには、いかにも田舎の食堂ってかんじのがあって、おばさん一人で運営
している。オムレツを頼んだら、それこそいかにも農家の朝食といったような
素朴（で、デカイ！）のがバーン！と出てきた。空気のいい田舎で食べる
それは、都会のお洒落なレストランの一口サイズよかずっと美味しい。

遠いので朝四時起きだし、しょっちゅう来るわけにいかないが、機会があった
らまた遊びに来たい。

ボンベイ・ディナー

今日はガーデンへお呼ばれ。

インド料理のケータリングで、毎年好評だとか。確かに、どれも美味しかった。
野菜料理が多いので、ベジタリアンには助かる。前もってシェフにメールを
しておいたので、野菜とチックピーのカレーを余分にとっといてくれた。

一緒のテーブルについたJaniceとJackの夫婦は、以前に家族でインド旅行をして
インド料理の美味しさに魅せられ、家で作るのは大変なのでこうして外で
食べては旅を思い出しているのだそうだ。

「川下りのクルーズに参加したんだけど、そのインド人のコックさんがすごく
上手でね。すっごく小さな（畳半畳くらいの大きさらしい）台所しかないのに
どうやって作るのか、手作りのインドパンから何種類もの野菜や揚げた魚の
料理が次から次と出てくるのよ」
う?ん、うらやましい。

インド料理といえば、赤坂見付にあったあの店、まだやってるのだろうか。
外国大使館の客がたくさん来ていた。もう随分昔の話であるが。

ところでビュッフェ式で一応菜食じゃない人のためにチキンもあったので、
車の中でお留守番しているＴＡＢＩにもあげようかと思ったが、やっぱスパイス
がきついのでやめた。ごめんね。車から出してやると大喜びで他のお客さん
に愛想をふりまき、なでてもらってご機嫌。ガーデンの飼い犬ＲＩＯからは
しつこく乗っかられて閉口したＴＡＢＩは、逆ギレ。ＲＩＯは収容施設で
育ったから、マナーを知らないのよ。

来年春にはハーブのセミナーがあるそうだ。楽しみ。